2015年6月18日木曜日

言葉のふるさと

娘が飲みかけの豆乳が、何日も冷蔵庫にあったので、心配になり、パックに書いてある注意事項を見てみると・・・開けてから5日以内に飲みきるようにと書いてありました。

『消費期限は、今年の12月までって書いてあるもん!』と、確かにそうなのですが、これは開ける前の話し・・・

この豆乳は、高い温度での加熱処理がされている、ロングライフ牛乳と同じ意味なので、開ける前までは常温保存が可能なうえ、消費期限も長いのです。

 フランスは、このいわゆるLL牛乳の普及率が高いので、当然開封前は、12月までOKなのです。私が普段飲んでいる牛乳は、冷蔵の必要があるものですが、断然売られている量は少なく、値段もちょっとお高めです。と言っても、日本のほぼ半額ですが・・・

流石、フランス、農業国です。

また、前置きが長くなってしまいましたが、ここからが本題。この牛乳を「飲みきる」と訳しましたが、その他に「消費する」という意味で使ったりするフランス語を、「consommer(コンソメ)」という動詞で表します。

娘に、『ほら、ここ見て!書いてあるよ』と読んでいた時に、急に「コンソメ」と「consommer」の繋がりを思い出し、『そういえば、「コンソメ」って、「consommer」から来ているって知ってた?』と尋ねると『知らない・・・』と返ってきました。

私は、日本のコンソメの味が好きで、毎年一年分、大量に買って来ます。固形の物と顆粒の物と両方。

そして味に関しては、子供の頃に発売された、ポテトチップスの「コンソメパンチ」。名前も不思議でしたが、味も不思議。子供心に、ちょっと特別なお菓子と思った記憶があります。

その他「consommer」には、「成し遂げる・完成する」などの意味もあり、「コンソメ」は、ここから来ているようです。色々な段階を踏んでやっと出来た、澄んだ琥珀色のスープ。納得です。

そして、言葉繋がりで思い出したのが「サボる」。

小学校の頃は、「掃除をサボる」という言葉がよく聞かれたと思います。昨日も、見ていたドラマで、キムタク演じる男性が「また、仕事をサボっている!」と言われていました。

こうして、パソコンで打っていても、「サボる」は、自然にカタカナとひらがなで変換されます。

昔、社会に出たばかりの頃、なるべく漢字で書かなくっちゃと思って、調べてみた事がありましたが載って無く、フランス語の「sabotage(サボタージュ)」から来ている造語だと分かり、ビックリしたのを思い出します。

「sabotage」は、やはり、「妨害行為・手抜き」といった意味で、こちらのメトロは良く、チンタラチンタラとサボタージュ運転をして、ストライキをしています。

「サボる」は、「コンソメ」よりも昔に使い親しんでいた?言葉であっただけに、大人になるまで日本語だとばかり思っていました。

これもついでに知っていたか尋ねると、「知らなかった・・・」と返ってきて、ちょっとご満悦のママ♡

フランス人にとってみたら、どうでもいい事だけれども、バイリンガルであれば、知っててもいい雑学ですよね。

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