2016年3月18日金曜日

ノンタンの相棒

 今年に入ってから、昼寝をほとんどしなくなってきたノンタン。

給食を食べ終わって、1時にお迎えに行ってからは、ほとんど私と過ごしています。

最近は、天気予報もずーっと晴れマークで、だいぶ暖かくなってきたのですが、私が花粉症を発症してしまったので、かわいそうだけど、家の中で過ごしてもらっています。

毎年、「あぁ〜、花粉症メガネ、買ってくればよかった〜」と、後悔していますので、ノンタンとお外で遊んであげる事も考えて、今回は忘れないように、ネットで買いました。

本当は、実際に試してみたかったので、今年はしょうがないと諦めてたのですが、雲一つない青空を見ていたら、「こんな良い季節に〜、まだまだ先は長いか、そうも言ってられないな」と思い直し、購入を決意。

それプラス、重病でないとマスクをしないお国柄のフランスでは、ちょっと人目が気になってマスクをするのに勇気がいるのです。すると、鼻の中に入れる「見えない鼻マスク」と言うのを発見!ちょっと痛そうですが、いちいち声をかけられる事を考えたら、これも購入。そして最後に、セール品で大きめのサイズしかなかったのですが、コートの上から羽織れば良いと思い、花粉が着きにくいコートも。万全の対策で、お外遊びに望もうと決心しました。

あとは、日本から届くのを待つばかりです♡

そんな事を悩んでいるなんて、全く知らないノンタンは、昨日はおうちで、久しぶりにWiiの「ジャストダンス」で踊りたがったので、付けてあげることに。久しぶりだったので、リモコンの充電が出来ておらず、はじまるまでに時間がかかってしまい、四苦八苦している私にしびれを切らし、テレビの横まで来て、「もう、こぅーでしょー!」と怒り気味。

見ると、テレビの画面をタッチしたりスライドさせたり・・・

「違うの!これは、スマホじゃないから!」

と言っても、「だーかーらー!」と、全くママはトロイ!って感じの一点張りで・・・

そう言えば、先日ネットにこんな事が書いてありました。

『スマホの影響でテレビを「タッチ」する子供出現』って。

まさに、その通りでした・・・

「液晶が、ダメになちゃうから、テレビの画面は触っちゃダメ!」と注意しても、よくわからない様子。

子供にとったら、よく分からないですよね〜。

ちょっと時間がかかりましたが、やっとはじめられ、「マルマルモリモリ」を踊って見たものの、直ぐにスぅ〜といなくなり、また何かを持って来て踊りはじめました。

良く見ると、冬休みにドイツのマクドナルドのハッピーセットに入っていたおもちゃの「チャーリーブラウン」が・・・

自分の隣に置いて、私の顔をチラチラ見ながら、踊っています。

どうやら、相手の福君役を探していたみたいです。www

私が踊ると「ダメっ!」て言うので、放っておいたのですが、こう来るとは・・・

思わず笑ってしまいました。

自分と同い年ぐらいと感じたのでしょうか?

カワイイ相棒、見つかって良かったね。



2016年3月16日水曜日

親日♡ドナルド

 毎週水曜日は、学校が午前中で終わりなので、長男長女の習い事のため、パリまで連れて行く日となっています。寄宿舎生活を終えた長男を迎えに行き、帰りはマクドナルドに寄って、お昼を買い車で食べるのが、お決まりとなっています。

今までに、相当の数のドライブスルーを経験していますが、今日の出来事は初めてでした!

フランスは注文をして、支払いをして、受け取る場所がそれぞれ違います。

支払いをしている時に、前の窓口にドナルドマクドナルドを発見!

 「あ〜っ!ドナルドだ〜!」と言っているのに、「どこどこ?」と長女。

「ほら、あそこ!」と、ドナルドが前の人に品物を渡していたので、私も会えると思い、いざ支払いを済ませて、わくわくして車を進めると・・・

「ボンジュール!」とカワイイお姉さんが、大きな袋を2つ手渡してくれました・・・

すっかり、拍子抜けしてしまった私は、「あら?いなくなっちゃった?」と言ってしまうと、ニコッとして「ドナルドね?!」と呼んでくれ、笑顔で飛んで来てくれました。

ちょうど窓口側に座っていた長女は、窓を開け興奮気味で話していました。名前を聞かれると、日本の名前だったからか、ピンとこなかったドナルド・・・

「日本人だから・・・」と言うと、「じゃぁ、じゃんけんぽんしよう!」と言われ、「あれ?じゃんけんぽんって万国共通だっけ?」と考えているうちに、「じゃんけんぽん!」と、盛り上がる二人。

すると今度は、「あいこでしょ、あいこでしょ、」と10回ぐらい続け、あまり長いので、思わず心配になり、後ろを振り返ってしまった私・・・

車はいなかったので、大丈夫だったのですが、今度は「♪さ〜く〜ら〜、さ〜く〜ら〜♪」と歌いはじめてしまい、どうやら彼は日本の事をよく知っているようでした。

助手席の長男もうれしさのあまり、ドナルドの顔を見る事が出来ず、終始下を向いていましたが、その顔は笑顔でした。

寝起きだったノンタンも、泣く事はなく、みんなの興奮にすっかり便乗しておりました。

良い大人が・・・って感じですが、ドナルドに接客してもらったら、テンション上がりますよね。

そして最後に長女。「ドナルドって、ディズニーのドナルドかと思っちゃったよ〜。」と・・・

だから、気付くの遅かったのか〜。

あんなに盛り上がっといて・・・

確かに、そっちの方がうれしいけど、ここでそれはないでしょー。


2016年3月9日水曜日

時間旅行

 長男が、日本人学校を卒業してから、もう3年が経とうとしていますが、我が子が通っていなくても、まだまだ未練がましく「図書ボランティア」には参加させてもらっています。

ノンタンが生まれてからは、幽霊部員だったのですが、9月から幼稚園に行き出したので、前よりは真面目に参加しております。

長男が小学1年生の時に誘って頂き、長男の付き添いだけで学校に来るよりは、学年を超えて幅広いお母さん達との交流も出来、好きな絵本にも携われる。また、月2回のお話し会に子供達にあげるカード作りは、お話しをしながら手を動かす、2つの事を同時にする行為ですが、主婦にはちっとも難しくないモッテコイの作業で、毎回楽しい思い出ばかりでした。

しかし、子供達の前で本を読むのは、とても緊張したのを覚えています。

私の場合、一番始めは、とにかく文字数の少ないものを選びました。

その次は、自分が読慣れているもの。極端に言えば、目を瞑っても読めるくらい暗記している本を読みました。

そして昨日、久しぶりにお話し会に参加しました。

 私が本読みをしていた頃より、倍の人数の子供達が参加してくれていました。

 後ろから子供達を眺めていると一人の女の子が目に入り、突然私の記憶がタイムスリップして行きました。
後ろ姿が、長男が1年生の時にいた、クラスの女の子にそっくりだった子がいたのです。

髪の毛の長さやクセのあるウェーブの感じ、結わき方もそっくり・・・

すると、その隣の男の子が〇〇くん、女の子が〇〇ちゃんに見えてきました。

私はどうやら、その子を見て、12年前に時間旅行に出かけてしまったみたいです。

今までは、一番大変で、あまり思い出したくない時期の思い出だったはずなのですが、なんだか不思議ととーっても懐かしく、あたたかく、その当時の子供達の笑顔がよみがえってきました。

今では、彼女たちも素敵なレディーに成長している姿をSNSなどで目にしますが、長年会っていないこともあり、私の中には、まだまだ幼い子供達の姿の方が印象強いみたいです。

辛かった当時の思い出も、時間が経って、懐かしく笑顔にしてくれる思い出に変わったんだなぁと実感した出来事でした。

毎回、季節にあったカードを作り、裏には詩を貼ってみんなで読みました。


2016年3月7日月曜日

スキー・バカンスを終えて

 2週間のスキー・バカンスを終えて、今日から学校でした。

三人とも違う場所に出かけて行きますが、1番最初に家出るのは、8時過ぎの長女。次に8時半の次女。最後が、毎週月曜日は11時半から登校の長男。

私も含めて、久しぶりにバタバタした朝を迎えておりました。

「行ってきま〜す!」とおニューの服で決めて行った長女に、「鍵持った〜?」と何となく聞いてみると、「あっ、持ってない!」と焦り出し・・・

自分の部屋まで探しに行くのがめんどくさいからと、私のバッグを何やらガサゴソ・・・「それは、ダメだよ。」とパパからダメ出しをくらい、結局、主人の鍵で門を開けてもらい帰って来てから探すと言う事に・・・

朝から、ぐちぐち言いたくないのですが、用意が悪いです・・・

次に、次女。3月だけれども、まだまだ気温が低いので、ヒートテックにカーディガンとズボンを履かせて、「さぁ、行こうか!」と言う時に、急に我に帰ったように「これじゃない!」と言い出すノンタン・・・

ズボンを脱ぎはじめ、「スカートを履いて行く!」と、顔をプリプリさせて、今度は階段を上りはじめ、自分でタンスまで開け、着替えはじめたのです。

今度の件に関しては、「めんどくさいから、階段なんか上ってお着替えに行かなくてもいいのよぉ〜!」と言いたいところでしたが、そぉ、上手くいかないのが子育てなんですよね。引き出しまで開け、自分でチョイスしたので、後は私が急いで着替えさす方が早い!

全く、足して2で割ったらちょうどいいのに・・・ って感じです。

最後に長男。長男の休みは後半の1週間だけでした。

休みの真ん中辺りから、いつもの如く、「(学校に)行かないの、行かないの」の連発がはじまり・・・行くぎりぎりまで言っておりました。

もう、うんざりの私と主人なんですが、半分は慣れもあって、スルー。

後の半分は、「まだ、お休みだよ」とか、「大丈夫、行かないよ」とか、最後の方は、「明日までお休みだよ」なんて答えていましたが、流石に今日は、「まだ行かないけど、もう少ししたら学校行くよ」と答えました。

なんでも、肯定的な言い方をすると安心するんですよね。

そのあとで、のちに着替えさせようと、部屋の前に服を置いておき、今日ら3日間学校に泊まる事にもなるので、その用意をしに階段を上ったり降りたりしていた私。

やっと一息ついて、ソファーに座っていると、さっきまでパジャマでいた長男が、きちんと着替えて降りて来たではありませんか!

しかも、靴下はいつも出かけるギリギリにならないと履かないのに、ちゃ〜んと履いていたのです。

「しゅーくん、着替えて〜!」と言えば着替えてくれる長男ですが、さっきまで「行かない、行かない」と言っていて、しかも「着替えて〜!」とはお願いしてない状況での、この行動には、感激してしまいました♡

「流石、お兄ちゃんだね!」「決める時は決めるんだね!」

長女の決め方とはまたちょっと違った決め方ですが、一番うれしい決め方でした〜!

こうして、また1ヶ月半後の復活祭のお休みまで、バタバタの毎日が始まるのでした。



2016年3月6日日曜日

ノンタン強し!

 9月に幼稚園に入園してから、早半年が過ぎ、秋休み・冬休み・スキー休みと、今回で3回目のバカンスも今日でおしまいです。

バカンス中は、隣町にある児童館の存在を知り、週2回午前中の2時間ですが、開いている時間は全て通い、普段幼稚園でフランス人のお友達と遊んでいる様子を見る事のない私は、ノンタンの子供たちとの関わりが見れて、嬉しいひと時でした。

そこは、幼稚園と違って自分よりも小さい子も来ているので、そちらにもすごく興味があったノンタン。一緒に行ったお友達より、小さい赤ちゃんの事をお世話したくてしょうがないようでした。

彼女の一番のお気に入りは、ボールプールなんですが、その中に一緒にいる赤ちゃんをじーっと観察しながら、寄り添って、きゃっきゃ言いながらも、若干3歳にして、癒されている感もあったみたいに、私には映りました。

腹這いになっている赤ちゃんにおもちゃを差し出したり、普段は見る事の出来ないお姉ちゃんの姿も見れて、微笑ましかったです。

通常、4歳までの未就園児を優先に入れてくれる場所ですが、バカンス中という事もあり、小さい子に付いてきている大きいお兄ちゃんお姉ちゃんも結構いました。

なので、どちらかと言うと、あっちでワーワー!こっちでギャーギャー!やんちゃな子も多いので、親も子もボーッとしてはいられません。

ある時、木で出来ている4人乗りの車の運転席に乗っていたノンタン。ちょっと私の近くに来た隙に、ノンタンよりちょっと大きい女の子が運転し始めました。「あ”〜!」と残念がるノンタン。その顔を見て、運転席から「ガオ〜ッ!」っと威嚇してくる女の子。迷惑そうにしているノンタン。何度もされるので、怒った顔でボールプールへ逃げて行きました。

それでも、止めない女の子に、ボールプールから、「NON!ノン!」と言い、その次にはフランス語で「やめて〜!」っと言っていました。

「つ、強い!・・・」お姉ちゃんもそうでしたが、ノンタンも・・・

そういえば、今通っている長男の学校の子たちにも、「あんた、やだ!」みたいな事を言っていましたっけ・・・

6ヶ月の頃から、お兄ちゃんの送り迎えで出入りしているので、いつも可愛がられていたノンタン。

コミュニケーションがうまく取れない子も、普段は目が合わないような子も、み〜んなノンタンが来ると、興味津津でした。

そんな、彼らの生き生きした表情を見て、私はとても嬉しかったのですが、感情のコントロールや力の加減も難しい彼らには、ちょっとおもちゃのように扱われてしまうので、親や先生方からは、いつも「触っちゃダメ!」と言われている生徒たち…

人間、「ダメ!」と言われるとやりたくなってしまう・・・禁止は奨励なんてところがありますので、私は握手はさせたいなと思って、ある程度は受け入れていました。

そんなノンタンも、もう3歳半になりましたが、まだまだ小さい子として珍しく、行くと可愛がってもらっています。

その中でも、特にノンタンが大好きなトマ君。

私の車を見つけると、パーッと駆け寄って来ます。最初は、おとなしくしているノンタン・・・しかし、嬉しさのあまり、アクションも力もだんだん強くなってしまい、最終的に連れて行かれてしまうトマ君。

でも、根は優しく、束の間ですが、ちゃんと我慢して、憎めないお友達です。

そんな、トマ君をちょっと怖いけど、気になるノンタン。

毎週金曜日は、1週間の学校での様子をビデオで編集してくれて、保護者と生徒そして先生方と,お迎えに行った時に見る会があります。

先週も、トマに大歓迎を受け泣いていたノンタン・・・

しかし、ビデオにトマが出て来ると、「トマ〜!♡」と、喜んでおりました。

それを見たトマも、もう解禁されたと思い、一緒に見ようと、自分の椅子を私たちの前に持ってきて、ノンタンの顔に手をあてて、再びご挨拶・・・

すると、「やめて〜っ!」とフランス語でノンタン。

いつものことですが、トマのお母さんと先生に、黙って手を引かれ、先生の助手を務めたトマ君でした・・・

ノンタン、強し!

これじゃぁ、びっくりして、みんなタジタジでしょうね。と、思う反面、決めるときは決める、頼もしいノンタン。

若干3歳ですが、しっかり自分を持っていて、これならフランス社会でも大丈夫?と思うママでした。




2016年3月5日土曜日

ホワイト・ひな祭り

 今年のひな祭りは、ホワイト・ひな祭りでした???


ホワイト・クリスマスはよく聞きますが…

3月3日の前日と後日は雪が降ったフランス。当日は、雲一つない青空の時もあり、末娘のリクエストに応え、ちょっぴり風が強かったのを我慢し、1時間以上外で遊んでしまったのが、運の尽き…

初めから、3日の当日は長女が留守だったので、ちらし寿司を作ってお祝いするのは、明日(4日)〜!と言われていたので、1日遅れのひな祭りは決まっていました。

その4日は、朝からくしゃみが止まらない、鼻も止まらない!あっという間にボーッとしてきて・・・

それから掃除をして、頭を上げたり下げたりする度に、益々ひどくなってきました〜。

「あ”〜っ!昨日、花粉を浴び過ぎちゃったんだ〜!」

3月!春だ〜!なんて喜んでいたのも束の間。

花粉症の私には、辛い季節です。

でも、せっかくのひな祭り。今日は、家族5人勢揃いしている事だし、ここは、もうひと頑張りしようと、ソファーで少し昼寝をして、ちらし寿司とかき玉汁を作りました。



もちろん、ちらし寿司の素使用ですが、花粉症の時の集中力の欠けている中での作業でしたので、出来上がった時の達成感と言ったらありませんでした。

自分がプラスしたのは、赤(えび)・緑(絹さや)・黄(錦糸卵)の3色。

こちらで用意出来るのはこのくらいでしたが、ぐーっと見栄えも良くなりました。

そこへ、漆の食器でちょっとよそ行き気分。特別な日っぽくなり、作った甲斐ありました。

それにしても、「ホワイト・ひな祭り」。

やっぱり、異常気象なんですね。

4日の夜から降った雪は、朝方に積もっており、物心ついてから雪を見るのがはじめてだったノンタンは、早速雪だるまを作りに、外に出て行きました。

結構寒かったみたいで、壊れた雪だるまを直しに行くには、嫌がり・・・

ちゃっかり、パパに頼んでいました。ww



午後には、すっかり解けてしまった雪だるま。