2016年3月18日金曜日

ノンタンの相棒

 今年に入ってから、昼寝をほとんどしなくなってきたノンタン。

給食を食べ終わって、1時にお迎えに行ってからは、ほとんど私と過ごしています。

最近は、天気予報もずーっと晴れマークで、だいぶ暖かくなってきたのですが、私が花粉症を発症してしまったので、かわいそうだけど、家の中で過ごしてもらっています。

毎年、「あぁ〜、花粉症メガネ、買ってくればよかった〜」と、後悔していますので、ノンタンとお外で遊んであげる事も考えて、今回は忘れないように、ネットで買いました。

本当は、実際に試してみたかったので、今年はしょうがないと諦めてたのですが、雲一つない青空を見ていたら、「こんな良い季節に〜、まだまだ先は長いか、そうも言ってられないな」と思い直し、購入を決意。

それプラス、重病でないとマスクをしないお国柄のフランスでは、ちょっと人目が気になってマスクをするのに勇気がいるのです。すると、鼻の中に入れる「見えない鼻マスク」と言うのを発見!ちょっと痛そうですが、いちいち声をかけられる事を考えたら、これも購入。そして最後に、セール品で大きめのサイズしかなかったのですが、コートの上から羽織れば良いと思い、花粉が着きにくいコートも。万全の対策で、お外遊びに望もうと決心しました。

あとは、日本から届くのを待つばかりです♡

そんな事を悩んでいるなんて、全く知らないノンタンは、昨日はおうちで、久しぶりにWiiの「ジャストダンス」で踊りたがったので、付けてあげることに。久しぶりだったので、リモコンの充電が出来ておらず、はじまるまでに時間がかかってしまい、四苦八苦している私にしびれを切らし、テレビの横まで来て、「もう、こぅーでしょー!」と怒り気味。

見ると、テレビの画面をタッチしたりスライドさせたり・・・

「違うの!これは、スマホじゃないから!」

と言っても、「だーかーらー!」と、全くママはトロイ!って感じの一点張りで・・・

そう言えば、先日ネットにこんな事が書いてありました。

『スマホの影響でテレビを「タッチ」する子供出現』って。

まさに、その通りでした・・・

「液晶が、ダメになちゃうから、テレビの画面は触っちゃダメ!」と注意しても、よくわからない様子。

子供にとったら、よく分からないですよね〜。

ちょっと時間がかかりましたが、やっとはじめられ、「マルマルモリモリ」を踊って見たものの、直ぐにスぅ〜といなくなり、また何かを持って来て踊りはじめました。

良く見ると、冬休みにドイツのマクドナルドのハッピーセットに入っていたおもちゃの「チャーリーブラウン」が・・・

自分の隣に置いて、私の顔をチラチラ見ながら、踊っています。

どうやら、相手の福君役を探していたみたいです。www

私が踊ると「ダメっ!」て言うので、放っておいたのですが、こう来るとは・・・

思わず笑ってしまいました。

自分と同い年ぐらいと感じたのでしょうか?

カワイイ相棒、見つかって良かったね。



2016年3月16日水曜日

親日♡ドナルド

 毎週水曜日は、学校が午前中で終わりなので、長男長女の習い事のため、パリまで連れて行く日となっています。寄宿舎生活を終えた長男を迎えに行き、帰りはマクドナルドに寄って、お昼を買い車で食べるのが、お決まりとなっています。

今までに、相当の数のドライブスルーを経験していますが、今日の出来事は初めてでした!

フランスは注文をして、支払いをして、受け取る場所がそれぞれ違います。

支払いをしている時に、前の窓口にドナルドマクドナルドを発見!

 「あ〜っ!ドナルドだ〜!」と言っているのに、「どこどこ?」と長女。

「ほら、あそこ!」と、ドナルドが前の人に品物を渡していたので、私も会えると思い、いざ支払いを済ませて、わくわくして車を進めると・・・

「ボンジュール!」とカワイイお姉さんが、大きな袋を2つ手渡してくれました・・・

すっかり、拍子抜けしてしまった私は、「あら?いなくなっちゃった?」と言ってしまうと、ニコッとして「ドナルドね?!」と呼んでくれ、笑顔で飛んで来てくれました。

ちょうど窓口側に座っていた長女は、窓を開け興奮気味で話していました。名前を聞かれると、日本の名前だったからか、ピンとこなかったドナルド・・・

「日本人だから・・・」と言うと、「じゃぁ、じゃんけんぽんしよう!」と言われ、「あれ?じゃんけんぽんって万国共通だっけ?」と考えているうちに、「じゃんけんぽん!」と、盛り上がる二人。

すると今度は、「あいこでしょ、あいこでしょ、」と10回ぐらい続け、あまり長いので、思わず心配になり、後ろを振り返ってしまった私・・・

車はいなかったので、大丈夫だったのですが、今度は「♪さ〜く〜ら〜、さ〜く〜ら〜♪」と歌いはじめてしまい、どうやら彼は日本の事をよく知っているようでした。

助手席の長男もうれしさのあまり、ドナルドの顔を見る事が出来ず、終始下を向いていましたが、その顔は笑顔でした。

寝起きだったノンタンも、泣く事はなく、みんなの興奮にすっかり便乗しておりました。

良い大人が・・・って感じですが、ドナルドに接客してもらったら、テンション上がりますよね。

そして最後に長女。「ドナルドって、ディズニーのドナルドかと思っちゃったよ〜。」と・・・

だから、気付くの遅かったのか〜。

あんなに盛り上がっといて・・・

確かに、そっちの方がうれしいけど、ここでそれはないでしょー。


2016年3月9日水曜日

時間旅行

 長男が、日本人学校を卒業してから、もう3年が経とうとしていますが、我が子が通っていなくても、まだまだ未練がましく「図書ボランティア」には参加させてもらっています。

ノンタンが生まれてからは、幽霊部員だったのですが、9月から幼稚園に行き出したので、前よりは真面目に参加しております。

長男が小学1年生の時に誘って頂き、長男の付き添いだけで学校に来るよりは、学年を超えて幅広いお母さん達との交流も出来、好きな絵本にも携われる。また、月2回のお話し会に子供達にあげるカード作りは、お話しをしながら手を動かす、2つの事を同時にする行為ですが、主婦にはちっとも難しくないモッテコイの作業で、毎回楽しい思い出ばかりでした。

しかし、子供達の前で本を読むのは、とても緊張したのを覚えています。

私の場合、一番始めは、とにかく文字数の少ないものを選びました。

その次は、自分が読慣れているもの。極端に言えば、目を瞑っても読めるくらい暗記している本を読みました。

そして昨日、久しぶりにお話し会に参加しました。

 私が本読みをしていた頃より、倍の人数の子供達が参加してくれていました。

 後ろから子供達を眺めていると一人の女の子が目に入り、突然私の記憶がタイムスリップして行きました。
後ろ姿が、長男が1年生の時にいた、クラスの女の子にそっくりだった子がいたのです。

髪の毛の長さやクセのあるウェーブの感じ、結わき方もそっくり・・・

すると、その隣の男の子が〇〇くん、女の子が〇〇ちゃんに見えてきました。

私はどうやら、その子を見て、12年前に時間旅行に出かけてしまったみたいです。

今までは、一番大変で、あまり思い出したくない時期の思い出だったはずなのですが、なんだか不思議ととーっても懐かしく、あたたかく、その当時の子供達の笑顔がよみがえってきました。

今では、彼女たちも素敵なレディーに成長している姿をSNSなどで目にしますが、長年会っていないこともあり、私の中には、まだまだ幼い子供達の姿の方が印象強いみたいです。

辛かった当時の思い出も、時間が経って、懐かしく笑顔にしてくれる思い出に変わったんだなぁと実感した出来事でした。

毎回、季節にあったカードを作り、裏には詩を貼ってみんなで読みました。


2016年3月7日月曜日

スキー・バカンスを終えて

 2週間のスキー・バカンスを終えて、今日から学校でした。

三人とも違う場所に出かけて行きますが、1番最初に家出るのは、8時過ぎの長女。次に8時半の次女。最後が、毎週月曜日は11時半から登校の長男。

私も含めて、久しぶりにバタバタした朝を迎えておりました。

「行ってきま〜す!」とおニューの服で決めて行った長女に、「鍵持った〜?」と何となく聞いてみると、「あっ、持ってない!」と焦り出し・・・

自分の部屋まで探しに行くのがめんどくさいからと、私のバッグを何やらガサゴソ・・・「それは、ダメだよ。」とパパからダメ出しをくらい、結局、主人の鍵で門を開けてもらい帰って来てから探すと言う事に・・・

朝から、ぐちぐち言いたくないのですが、用意が悪いです・・・

次に、次女。3月だけれども、まだまだ気温が低いので、ヒートテックにカーディガンとズボンを履かせて、「さぁ、行こうか!」と言う時に、急に我に帰ったように「これじゃない!」と言い出すノンタン・・・

ズボンを脱ぎはじめ、「スカートを履いて行く!」と、顔をプリプリさせて、今度は階段を上りはじめ、自分でタンスまで開け、着替えはじめたのです。

今度の件に関しては、「めんどくさいから、階段なんか上ってお着替えに行かなくてもいいのよぉ〜!」と言いたいところでしたが、そぉ、上手くいかないのが子育てなんですよね。引き出しまで開け、自分でチョイスしたので、後は私が急いで着替えさす方が早い!

全く、足して2で割ったらちょうどいいのに・・・ って感じです。

最後に長男。長男の休みは後半の1週間だけでした。

休みの真ん中辺りから、いつもの如く、「(学校に)行かないの、行かないの」の連発がはじまり・・・行くぎりぎりまで言っておりました。

もう、うんざりの私と主人なんですが、半分は慣れもあって、スルー。

後の半分は、「まだ、お休みだよ」とか、「大丈夫、行かないよ」とか、最後の方は、「明日までお休みだよ」なんて答えていましたが、流石に今日は、「まだ行かないけど、もう少ししたら学校行くよ」と答えました。

なんでも、肯定的な言い方をすると安心するんですよね。

そのあとで、のちに着替えさせようと、部屋の前に服を置いておき、今日ら3日間学校に泊まる事にもなるので、その用意をしに階段を上ったり降りたりしていた私。

やっと一息ついて、ソファーに座っていると、さっきまでパジャマでいた長男が、きちんと着替えて降りて来たではありませんか!

しかも、靴下はいつも出かけるギリギリにならないと履かないのに、ちゃ〜んと履いていたのです。

「しゅーくん、着替えて〜!」と言えば着替えてくれる長男ですが、さっきまで「行かない、行かない」と言っていて、しかも「着替えて〜!」とはお願いしてない状況での、この行動には、感激してしまいました♡

「流石、お兄ちゃんだね!」「決める時は決めるんだね!」

長女の決め方とはまたちょっと違った決め方ですが、一番うれしい決め方でした〜!

こうして、また1ヶ月半後の復活祭のお休みまで、バタバタの毎日が始まるのでした。



2016年3月6日日曜日

ノンタン強し!

 9月に幼稚園に入園してから、早半年が過ぎ、秋休み・冬休み・スキー休みと、今回で3回目のバカンスも今日でおしまいです。

バカンス中は、隣町にある児童館の存在を知り、週2回午前中の2時間ですが、開いている時間は全て通い、普段幼稚園でフランス人のお友達と遊んでいる様子を見る事のない私は、ノンタンの子供たちとの関わりが見れて、嬉しいひと時でした。

そこは、幼稚園と違って自分よりも小さい子も来ているので、そちらにもすごく興味があったノンタン。一緒に行ったお友達より、小さい赤ちゃんの事をお世話したくてしょうがないようでした。

彼女の一番のお気に入りは、ボールプールなんですが、その中に一緒にいる赤ちゃんをじーっと観察しながら、寄り添って、きゃっきゃ言いながらも、若干3歳にして、癒されている感もあったみたいに、私には映りました。

腹這いになっている赤ちゃんにおもちゃを差し出したり、普段は見る事の出来ないお姉ちゃんの姿も見れて、微笑ましかったです。

通常、4歳までの未就園児を優先に入れてくれる場所ですが、バカンス中という事もあり、小さい子に付いてきている大きいお兄ちゃんお姉ちゃんも結構いました。

なので、どちらかと言うと、あっちでワーワー!こっちでギャーギャー!やんちゃな子も多いので、親も子もボーッとしてはいられません。

ある時、木で出来ている4人乗りの車の運転席に乗っていたノンタン。ちょっと私の近くに来た隙に、ノンタンよりちょっと大きい女の子が運転し始めました。「あ”〜!」と残念がるノンタン。その顔を見て、運転席から「ガオ〜ッ!」っと威嚇してくる女の子。迷惑そうにしているノンタン。何度もされるので、怒った顔でボールプールへ逃げて行きました。

それでも、止めない女の子に、ボールプールから、「NON!ノン!」と言い、その次にはフランス語で「やめて〜!」っと言っていました。

「つ、強い!・・・」お姉ちゃんもそうでしたが、ノンタンも・・・

そういえば、今通っている長男の学校の子たちにも、「あんた、やだ!」みたいな事を言っていましたっけ・・・

6ヶ月の頃から、お兄ちゃんの送り迎えで出入りしているので、いつも可愛がられていたノンタン。

コミュニケーションがうまく取れない子も、普段は目が合わないような子も、み〜んなノンタンが来ると、興味津津でした。

そんな、彼らの生き生きした表情を見て、私はとても嬉しかったのですが、感情のコントロールや力の加減も難しい彼らには、ちょっとおもちゃのように扱われてしまうので、親や先生方からは、いつも「触っちゃダメ!」と言われている生徒たち…

人間、「ダメ!」と言われるとやりたくなってしまう・・・禁止は奨励なんてところがありますので、私は握手はさせたいなと思って、ある程度は受け入れていました。

そんなノンタンも、もう3歳半になりましたが、まだまだ小さい子として珍しく、行くと可愛がってもらっています。

その中でも、特にノンタンが大好きなトマ君。

私の車を見つけると、パーッと駆け寄って来ます。最初は、おとなしくしているノンタン・・・しかし、嬉しさのあまり、アクションも力もだんだん強くなってしまい、最終的に連れて行かれてしまうトマ君。

でも、根は優しく、束の間ですが、ちゃんと我慢して、憎めないお友達です。

そんな、トマ君をちょっと怖いけど、気になるノンタン。

毎週金曜日は、1週間の学校での様子をビデオで編集してくれて、保護者と生徒そして先生方と,お迎えに行った時に見る会があります。

先週も、トマに大歓迎を受け泣いていたノンタン・・・

しかし、ビデオにトマが出て来ると、「トマ〜!♡」と、喜んでおりました。

それを見たトマも、もう解禁されたと思い、一緒に見ようと、自分の椅子を私たちの前に持ってきて、ノンタンの顔に手をあてて、再びご挨拶・・・

すると、「やめて〜っ!」とフランス語でノンタン。

いつものことですが、トマのお母さんと先生に、黙って手を引かれ、先生の助手を務めたトマ君でした・・・

ノンタン、強し!

これじゃぁ、びっくりして、みんなタジタジでしょうね。と、思う反面、決めるときは決める、頼もしいノンタン。

若干3歳ですが、しっかり自分を持っていて、これならフランス社会でも大丈夫?と思うママでした。




2016年3月5日土曜日

ホワイト・ひな祭り

 今年のひな祭りは、ホワイト・ひな祭りでした???


ホワイト・クリスマスはよく聞きますが…

3月3日の前日と後日は雪が降ったフランス。当日は、雲一つない青空の時もあり、末娘のリクエストに応え、ちょっぴり風が強かったのを我慢し、1時間以上外で遊んでしまったのが、運の尽き…

初めから、3日の当日は長女が留守だったので、ちらし寿司を作ってお祝いするのは、明日(4日)〜!と言われていたので、1日遅れのひな祭りは決まっていました。

その4日は、朝からくしゃみが止まらない、鼻も止まらない!あっという間にボーッとしてきて・・・

それから掃除をして、頭を上げたり下げたりする度に、益々ひどくなってきました〜。

「あ”〜っ!昨日、花粉を浴び過ぎちゃったんだ〜!」

3月!春だ〜!なんて喜んでいたのも束の間。

花粉症の私には、辛い季節です。

でも、せっかくのひな祭り。今日は、家族5人勢揃いしている事だし、ここは、もうひと頑張りしようと、ソファーで少し昼寝をして、ちらし寿司とかき玉汁を作りました。



もちろん、ちらし寿司の素使用ですが、花粉症の時の集中力の欠けている中での作業でしたので、出来上がった時の達成感と言ったらありませんでした。

自分がプラスしたのは、赤(えび)・緑(絹さや)・黄(錦糸卵)の3色。

こちらで用意出来るのはこのくらいでしたが、ぐーっと見栄えも良くなりました。

そこへ、漆の食器でちょっとよそ行き気分。特別な日っぽくなり、作った甲斐ありました。

それにしても、「ホワイト・ひな祭り」。

やっぱり、異常気象なんですね。

4日の夜から降った雪は、朝方に積もっており、物心ついてから雪を見るのがはじめてだったノンタンは、早速雪だるまを作りに、外に出て行きました。

結構寒かったみたいで、壊れた雪だるまを直しに行くには、嫌がり・・・

ちゃっかり、パパに頼んでいました。ww



午後には、すっかり解けてしまった雪だるま。

2016年2月29日月曜日

妖怪現れてのご利益は?

 今日は、4年に1度のちょっぴり長い、2月最後の日。明日からは、3月ですね。

もうすっかり、冬のバーゲンも終わり、街は春物のお洋服でいっぱいです。

フランスでは、夏と冬の年に2回のバーゲンの時期が、国で決められていて、冬のバーゲンは、1月の第2水曜日、朝8時からです。

しかし、第2水曜日が1月12日以降になった場合は、第1水曜日になるみたいで、今年は1月6日からでした。何とも細かい・・・その他、表示方法や宣伝の仕方なども法律で決められてると言うから、凄い徹底しています。

朝8時からどこのお店も開いているわけではなく、これもあくまでも決まりの一部。百貨店などは、8時からオープンしているところもあるので、子供を学校に送ったその足で、バーゲン会場にまっしぐらというママさんも多いです。

私も、買い物は大好き!特に良いモノを安く買うのが、私のショッピングの心得。決して、主人のように、流行に流されないし、しかもバーゲンの前日に買い物する事なんか考えられない・・・そこだけは、典型的なフランス人であります。

しかし・・・(涙)

今年のバーゲン・・・1回も・・・行ってませ〜ん!・・・(大粒涙)

それは、言うまでもありません。火の車でした・・・

今までにも、そんな事は多々ありましたが、パリに住んでいた事もあり、誘惑に負け、ウィンドショッピングを前提に出かけていました・・・

なので、今回、人生初のノー・バーゲン!

2回目の成人式を過ぎた頃から、自然と物欲が無くなってきて、バーゲンやショッピングに出かける回数がグーッと減ってきましたが、一度も行かなかったとなると、それはそれでちょっと誇らしげ!「私、今回、1回もバーゲン行ってないの〜!」と自慢したくもなってきました。

先日、ニュースで「ミニマリスト」と呼ばれる、「物を持たない暮らし」、「最小限の物で暮らす」人たちを取り上げていました。

近年、「断捨離」なんて言葉も良く耳にするようになり、基本、ファッション・インテリアなどが大好きで、「飾る事は生き甲斐」と言っても過言ではない感覚の私には、今回の事も含め、考えさせられる話題でした・・・

絶対マネは出来ませんが、これを以て、「これでいいのだ!」と思わせて頂きました。

3年半前、ノンタンが産まれた年は、何故か不思議と主人の仕事が大忙しで・・・

「子供は、福田を持って産まれてくる」とか、「子供が産まれる度に、裕福になる」とか、よく聞きますが、本当に実感致しました。

なので、この度は、最近、私の六感で良く感じる、我が家の「座敷童子」ちゃんへ期待を込めて♡

「座敷童子」と言えば、家に富をもたらし、見た者には幸運が訪れるなどの言い伝えがありますよね。

明けない夜はない!明日からは3月!もう春ですもんね♡

妖怪=八百万の神=九十九神=MOTTAINAI。

私流の解釈ですが、こんな事を心がけていれば、景気のいい話しも聞けるのではないか!なんて感じている、今日この頃であります。


季節外れの2度目の登場!




2016年2月27日土曜日

我が家に妖怪?! 現る!

 家事の中でも、洗濯は、割と好きな方に入ります。が、こちらの洗濯機はドラム式が主流。水事情などから、少ない水で効率よく洗うように出来ているので、よく使う「綿30℃」の設定で、ほぼ2時間かかります。

「 今日は、お友達とランチだからその前に洗濯を干してこう!」な〜んて思ったら、前の日の夜にタイマーをセットして置いた方が確実です。

特に冬は、日照時間が短く、太陽がお目見えする事も少ないので、場合によっては凍ってしまいます。パリは外干し禁止ですが、田舎暮らしでも外干しは不可能、家の中の方がよっぽど乾きます。

それでも、我が家は、普段生活していない半地下にあたるスペースに洗濯機があり、干すのもその場所ですので、ちょっと寒い場所にわざわざ洗濯をしに行くといった感じになりますが、それでも家の中の方が良いのです。

厚手の物などは、1日では半乾きのことが多いので、だいたい2日に1回、7キロの洗濯機を2台、ほぼ満杯状態でいっぺんに回し、15キロほどの洗濯物に・・・

干す前に洗濯物を取り込んで乾燥機に入れたりすると、ざっと1時間はかかってしまいます。

白・黒・色柄・おしゃれ着などに分けて洗うことを考えると、日本の洗濯機みたいに短時間でこまめに働いてくれるのに憧れますが、幸い洗濯機を1台頂いて2台ありますので、とっても助かっています。

そんなこんなで、冬は乾燥機を回しながら、干すのが習慣。けっこう音もしますので、周りの音はあまり聞こえません。

 しかも、夜に干す事も多いので、ちょっと不気味で、早く終わりにしたいから必死に干している私。

私に用事があって子供達が降りて来ても全然わかりません。

そこへ、スリッパも履かずに素足で、黙〜って降りてくるのは、長男と次女。

ふと人影を感じて振り向くと、入口に長男がぬぼーっと立っていたり・・・

ぱーっと、何か通ったように感じたと思ったら、次女が足元にいたり・・・

「もう 〜っ!びっくりした〜っっっ!」

結構、本当にドキッとします。

長男は、目がぎょろっと大きいので、「三つ目の大入道」。
次女は、まったくもって、「座敷童子」です。

「なんか、用かい?」。

ママだって、びっくりしちゃうから、黙ーって来るのはやめてね〜!

ほんと、お願いしたいです!

かと思いきや、たま〜に煙草を吸いに降りて来る主人。まさか私が洗濯物を干してると思わずに扉を開けて、「あっ!居たの!」とびっくりしています。ww

日本の美しい女性の姿をした妖怪も多数いるようで・・・うっしっし・・・

ご想像にお任せしま〜す・・・


大好きないちごをパクリ!の座敷童ちゃん。




2016年2月26日金曜日

スキーバカンス・でこぼこ全開!

 今週から、2週間のスキーバカンスに入りました。

我が家は、スキーに行く予定は無く、2週間のんびり?する予定です。

1週目、長男は学校があるので、女子だけ。

一見、楽そうですが、歳の差一回りともなると、出かけたい場所はバラバラ。いつもの事ですが、大変です。

最近お友達になった日本人の方に紹介してもらい、ノンタンは室内で遊べる施設へ9時半から11時半まで、週2回開いているとのことなので、行ってきました。

ボールプールがあったり、キッチンセットがあったり、お絵描きが出来たり、日本の児童館を縮小したようなスペースでした。

まだまだ、日の出も7時40分頃。天気が良くても、午前中は寒く足下もぐちゃぐちゃしていますので、室内の遊び場は、モッテコイでした♡

そしてその間、聞くまでもありませんが、もちろん長女はお留守番希望。 行きたいところは、やっぱりお買い物。最近はインテリアにも興味があり、じゃあ、近場でノンタンも一緒で、お昼も食べれちゃうところという事で、午後はIKEAへ行く事に。

午前中遊んだにもかかわらず、まだまだ元気なノンタン。子供部屋・おもちゃコーナーから動きたくありません。反対に早く見て回りたい長女。少しは付き合いましたが、最終的にはノンタンを泣かせ、強制的に、お買い物カートに乗せることとなりました。

最後の出口のところでは、フランスでは珍しいドーナツとソフトクリームが食べられるので、喜ぶ二人。ここだけは、まだまだ共通の趣味だったようです。

本当は、お目当ての靴を探したい長女なのですが、今日が大変だったので、私とゆっくり買い物が出来る日を待つと言い出しました。それが一番!

来週は、主人と長男が加わり、一度は家族で出かける計画も立てたいですが、ショッピングチームとアウトドアチーム、きっと二手に分かれる事となるでしょう・・・

パパ頑張ってね〜!




2016年2月15日月曜日

懐かしい思い出2

 先週から、長男と長女が小さい時のビデオを編集して、YouTubeにアップし始めました。

半年程前から、ずーっとやりたいと 思っていたので、念願のといった感じです。

しばらく前まで(ノンタンが生まれる前あたり)は、たま〜に、長女が「小さい頃のビデオが見たい!」と言い出し、テレビに繋いで見ていましたが、なんせデジタルビデオテープなので、今の時代の物からすると、ちょっと面倒なのであります。

主人が、テープの方が映像がきれいだと気に入っていて、ノンタンの記録もHDVのテープを使っている物がいくつかあったりします。

ちょっと編集に時間はかかりますが、小さい子どもが二人いた時の、今よりアクティブなお出かけの映像と、若い自分たちを見るのは、やっぱり懐かしいものでした。

今回、改めて見て驚いた事!ノンタン(次女)とまーちゃん(長女)は、あまり似ていないと思っていたのですが、あらあらっ!表情や雰囲気なんかがそっくりで、びっくりしました。

もちろん姉妹なので、似ている要素はあるのですが、 長女は産まれてすぐに、先生から「今回はどーしたの?黒いね!」と・・・

フランス人は小麦色の肌に憧れる事もあって、長男と比べて黒い=良しとしての一言だったらしいのですが、それを皮切りに、日本でもどこへ行っても時には冬だって、「あら〜っ!いい色に焼けてるわねぇ〜!」と知らない人からも、いっつも声をかけられていたのです。

近くの公園しか行っていないので、回答に困っていると、みなさん「マズイ(汗)」と言うような顔をするので、私も相手に話を合わせるようになっていました・・・

それに比べてノンタンは、白過ぎ!産んだ病院が違うので、「今回はどーしたの?」という事にはなりませんでしたが、きっと一緒だったら言われていたでしょうね。目の色も薄めで髪の毛もくりくりの茶髪。そんなことからも、パパを知らない人からは、フランス人とのハーフに間違えられたり・・・ww

こんな二人のイメージが強いので、「似てる〜!」と今回はびっくりしたのでした!

そして、ビデオテープの数は、長男が産まれてからの物や、2001年10月(ちょうどアメリカが同時多発テロの報復攻撃を始める1日前)〜2003年3月まで、長男の幼稚園入園のために、主人と離れて日本に帰国していた時のものなど、その他いっぱいあります。

2003年の12月から1月にかけての冬休みは、小学校探しのため、再びフランスを訪れ日本人学校を見学に行ったりしました。

大晦日・元旦にもかかわらず、遊園地で遊んでいるのは、その時の旅行中だからなんですね。パパと離れて住んでいた分、ここぞとばかりに取り戻したんでしょう。

しかし、楽しい映像の中にも、ちょっと気になる事を発見、久しぶりに思い出してしまいました。

長女のまーちゃんが、頻繁に目をパチクリパチクリさせているのです。これは、その時にも気づいていたのですが、旅行中に発症し、帰国後少しの間続きました。

パリのアパートに着いてしばらくは、時差ボケで夜に元気になっちゃう状態。夜中も、起きている日が何日か続きました。すると、ある夜、下の住人の人が「昼間はいいのだけど、夜中は・・・」と、言いにきました。しかも、赤ちゃんが産まれたばかりだとか・・・

私は、理由を説明し謝りましたが、しばらく続いてしまいました。そんなことから、夜中に長男が奇声に近い声なんかを出してしまう時、いつもにない調子で怒ったのを、隣で見ていたまーちゃんには、ストレスになったのかもしれません。

幸い、下の方も、クリスマスにはカードを届けて下さる良い人でしたが、やっぱり人に迷惑をかけてしまっているという思いは、とても気を遣いピリピリしていた事と思います。

そして、フランスに戻って生活をしはじめ何年か経ち、このアパートを引っ越す事になった時、たまたま下のご主人と駐車場で会った主人。ぱ〜っとこちらへ駆け寄ってきて、「あの時は、申し訳なかった。自分も子供が増え大きくなり、そう感じた・・・」と・・・

特にトラブルになった訳ではありませんが、ありがたい一言でした。

「多過ぎるまばたき」、きっと一過性のチック症だったと思いますが、こんな事もあったなぁと、楽しい思い出の中に見つけた、ちょっぴり苦い思い出でした。



2016年2月12日金曜日

偶然は必然

 先週の土曜日は、珍しく青空となり、気持ちのいい1日でした。

パパと買い物に行くと、もれなく特典が付いてくる事を知っているノンタンは、主人と一緒に出かけて行きました。

普段は、この近くに公園が無いのもあり、自宅の庭で遊ぶのですが、天気も良かったので、帰りにちょっと脚を伸ばし、隣町の公園まで行ってきたようです。

お昼の時間も過ぎ、「遅いなぁ〜」と思っていると、長女も同感だったようで・・・

その前の週、夕飯にピザを頼み、その日はお店が人手不足とあって、取りに行く事になり(よくある事)、なかなか切れない車の裂に見計らって入ったと本人は言うのですが、薄暗くて見えなかった事もあり、運悪くポリスの車の前を割り込む形になり、点数を切られてしまった主人。

その事もあって、「また、ポリスに捕まっちゃったんじゃないの〜」と、長女の冷たい一言。

私も、「もしや?」と思い、電話をしてみました。

すると、なにやら電話の奥で「私の妻だ◯△◇☆〜」と、フランス語で会話をしているのです。聞けば、日本人の奥さんがいるご家族の方に会って、遊んでいるところだと・・・

しかも、この近くに、我が家より前からお住まいのご家族だとか!

引っ越してきた当時、役場で日本人が住んでいるかを尋ねてみたのですが、いないと聞いていて・・・隣町だから、分からなかったのかもしれませんが、車で10分弱の場所にいらっしゃることが分かり、びっくりしました。

はじめて行った公園で、このような出会い。あちらも、もう一つの公園と迷って、この公園に来たらしく。お子さんもノンタンより一つ上の女の子がいて、その日はノンタンも、手をつないで仲良く遊んだようです。

その後、主人に聞いて連絡を取り、二日後に早速遊びに行ってきました。
歳も近く、趣味も合う、そんな素敵な方でした。

あちらは、この近辺の情報を多数持っていて、私は彼女よりパリの情報に詳しいことがわかり、これからは楽しいお付き合いとなりそうです。

今までにも、「偶然は必然」と言うような出来事は多々ありましたが、今回も主人が持ってきてくれた、私の日常に大きな影響を与えてくれる、ありがたい出会いを頂きました♡

2016年2月4日木曜日

18歳の誕生日♡

 昨日、2月3日は、長男の18歳の誕生日でした。

日本では節分。「鬼は外、福は内。」って豆まきをするんでしょうが、我が家は豆も手に入らないし、なんと言っても長男の誕生日なので、ケーキを食べてお祝いになります。

昔から、節分の日が誕生日とあって、学校で先生が「今日は何の日かわかりますか〜?」と尋ねると、「シュートくんの誕生日〜!」と答えてくれる子が必ずいました。

今でも、覚えていてくれる方はたくさんいて、昨日も私の所にもお祝いのメッセージが寄せられた、幸せ者です。

そして、18歳はフランスでは、成人です。 

18歳かぁ〜・・・なんだか早かったような、遅くはないけどそれなりのような・・・

18年前の昨日、2時22分に2970グラムで生まれ、特に大きな病気もなく、ここまで来ましたが、 振り返ると色〜んな経験をして、やっぱりあっという間だったような気持ちの方が大きいかもです。

18年間の中で、1番長く感じた時期は、最初の1年だったかな?

1歳の誕生日の時に、『やっと1歳だぁ。』と思った記憶があります。

特に夜泣きもなく、お昼寝は決まって毎日3時間してくれて、そんなことから、今まで自分には不向きだと思っていたお菓子づくりを始めるようになり、今ではだいぶレパートリーも増えました。

なのに、長かった1年と言う事は、やっぱり初めての子育てだったからでしょうね。

たしかに、じっとしてない、3ヶ月には寝返りゴロゴロ。その後は蒲伏前進。ハイハイとばして、つかまり立ち。7ヶ月の頃には、ひとりで歩行器に後ろ前に入ってた事も。9ヶ月の終わりから歩きはじめ、1歳の時は走っていた、元気な男の子でしたから、私も良く振り回され、瞬発力のない私は若いのに疲れていました・・・

発達障害が分かってからは、周りの子と比べて、素直に誕生日を喜べないような時期もありましたが、優しいお友達や先生方、その他お世話をして下さった色々な方との出会いに寄り、ここまで成長する事が出来た息子を見ると、今では喜びと感謝の気持ちでいっぱいです。

フランスでは、成人式はありませんが、親しい知人や友人を招いて盛大なパーティーを開き、もちろんパーティのはじめには、アペリティフなんかを飲んじゃうみたいです。

息子は、飲めないだろうな〜?飲んだら、どんなになっちゃうんだろう?
主人も私も、元々はお酒が強くなかったのですが、徐々に飲めるようになったので、もしかするといつの日かは飲んでいるのかもしれませんね・・・

でも昨日は、やっぱりうれしかったらしく、ケーキを前にお酒も入っていないのに、オリジナルの喜びの舞を踊っていました。ww



特別な日なのに、特におねだりしてくる事も、物もなく、でも何が良いかな?やっぱりこれでしょ!って、スーパーで色マジックを2種類買ってあげました。安上がり。

娘は、お兄ちゃんの好きなアニメキャラクターを数十個 、ネットから集めコラージュしてポスターを作っていました。忙しい受験勉強の合間を縫って優しいです。でも、これまた安上がり。



さて、ハッピーバースデーも終わり、プレゼントをあげようと隠しておいた引き出しをみたら、「あれっ?ない!あれ〜っ・・・」とひとりで言っていると、主人が「シュー君の部屋にあったよ!」と!!!!

いつの間に〜!台所のストック食材の引き出しに隠しておいて、普段開けないと思うんだけど・・・

彼の第六感には参りました。

ケーキを食べた後、長女が「お兄ちゃんと写真撮ろう!」と2階に走って行ったので、「ノンちゃんは?」と言うと、「いいの。」と・・・

どうやら、二人で撮りたかったみたいで、「ママ撮って!」と、撮ったのがこれ。



まさかの後ろ姿でしたが、お兄ちゃんと妹って感じの良い写真です。
兄妹歴の長い、お兄ちゃんと何か特別な想いがあったのでしょうね。

小学校入学の頃、ず〜っとおぶっていた長男。いつの日かおぶってもらうから、頑張ろうと思っていた日があっという間に来ちゃいました。私よりまだちょっと背は低いけど、これだけがっちりしてれば、誰かはおぶって助けてあげられるかな?

これからも、優しく、この世のお役に立てる人となっていって欲しいです。





2016年1月19日火曜日

あっ!ネコバス〜!

 ここ2〜3年、パリ近郊でも雪が見られないほど、暖冬が続いています。しかし、日曜日には、久しぶりに雪がチラッと散ら着き、薄らと白くなりました。

日本ではここのところ毎年、関東地方にも雪が積もり、大変な様子をニュースで目にします。私の実家の近くのスーパーも、2年前の大雪で屋根が潰れ、ずーっと営業停止。去年の夏に帰国した時には、新しく建設中で、そこの垂れ幕には「もう雪に負けない!」なんて書いてありました。

こちらフランスでも、雪掻きをしたのと、門が凍って開かなくなったのは、ノンタンが生まれた年に3回ほど。それ以来、ご無沙汰していますが 、先週末からは、毎朝マイナスの気温の日が続いています。

ノンタンも私も、帽子・マフラー・手袋の3点セットで防寒し、幼稚園まで歩いています。

今日のお迎えは、車で行ったので、3点セットはして行かなかったのですが、甘かった〜。車のハンドルは冷たく手はかじかみ、外の風に当れば耳は冷たく、痛かった〜。

「早く車に行こう〜!」と、まだ幼稚園の敷地内を歩いていたその時、「あっ!ネコバス〜!」とノンタン。

「そりゃぁ、あるでしょ。幼稚園なんだから。」と一瞬、頭を過りましたが、そう言えばここはフランス。「あっ、ホントだ〜!」って、私も思わず喜んだのですが、もしかして似てるだけ?偽物?かもと思い、よく見てみると「やっぱり上にネズミが付いているし〜、顔も似てるし〜・・・」、ネコバスと確信し、ついついシャッターを切ったのでした。

窓に描かれた「ネコバス」

フランスでもジブリの映画は人気で、DVDも日本より安く、しかもちゃんと日本語も入っているので、ほとんどはこちらで買っていますが、幼稚園の窓にトトロが書かれているのは、はじめて見ました。

こちらの幼稚園も日本の幼稚園のように、とても可愛く窓に飾り付けがされていますが、アニメなどを起用しているのは珍しいかと・・・

やっぱり、日本のアニメは人気なのですね。ちょっと、鼻が高い感じでした♡

そのあと、でもなぜ脇役の「ネコバス」だけ?と思い、辺りを見渡すと、今度はまっくろくろすけを発見!
その後、「まっくろくろすけ」らしき者を発見!

これで、「まっくろくろすけ」と確信


じゃあ、肝心のトトロは?その横にまがい物っぽい、グレーの生き物???
私の嫌いなただのネズミとカラスかと思いきや、長女云く「千と千尋〜」のキャラクターだそう!


「これ、違うね〜」。やっぱり、ネコバスじゃなかったのかな?と、門を出た時、反対側の窓にトトロを発見!やっぱり、トトロだったんだね♡ 


道路に面した窓に、「トトロ」を発見♡


なんだかホッとして、うれしくなって、またまた鼻が高くなっちゃいました〜。

そう言えば、10年くらい前になるかな・・・

長男のために、家でのテレビを一切やめていた時期が何年かありました。どうしても、ビデオに頼りがちになり、しかも繰り返し視聴を好む長男。1歳前から続けていた事もあり、輪をかけて自閉的傾向を作りやすいと言う事もあって、やめていたのです。主人も仕事で留守がちで、休みの日を持て余していた私は、たまの映画ならいいかなと思い、二人が大好きなだったトトロを、パリの小さな映画館に見に行ったのを思い出しました。 確か、クリスマスイブだったような気がします。

小さな映画館に、熟年カップルと私たち3人。それもちょっと寂しいのですが、日本語で久しぶりに会えたトトロの仲間たちに、ほっこりした時間でした。

今でも、ノンタンがトトロはよく見ます。フランス語で見るように勧めるのですが、横で見ている私も「やっぱり日本語だよなぁ」と、なんだかしっくり来ない感じでいます。

そして長男も、未だに進行形で好きなよう・・・

車を走らせている時に、広〜いフランスの平野に、高圧線が貼り巡られているのを見ると、必ず「ネコバス・・・」と、言います。そして、「ホントだね。ネコバス、こういう所走ってたよね。」と会話します。
 私も、ジブリの中で一番好きな映画が、「となりのトトロ」。

こんな近くで会えたなんて、今日はちょっとうれしかったです。



P.S  次の日、ネコバスのぬいぐるみを見せる〜!」って、持って行ったノンタン。そのせいか?帰りに見てみると、色が塗られていました♡






2016年1月15日金曜日

こっちに居るからチャレンジする事③

  年が明けてから既に2週間が過ぎ、子供達は4日から学校が始って、もう2サイクルを終えました。 そんな中、私は、相変らずはの〜んびり・・・遅くなりましたが、みなさま、今年もどうぞよろしくお願い致します。

田舎暮らしにどっぷりはまり、毎日の〜んびり暮らしている私にも、12月はそれなりに師走がやって来ました。

帰国してしまうママ友を誘い、また誘われ、パリまでプライベートセールに出かけたり、ランチをしたり。ミュンヘンに家族旅行にも行き。その後は、長男の友人2家族を招いて、年末にパーティーを2回。そのうち1回は、大晦日に紅白を一緒に見て盛り上がりました。それから、その1家族のご主人がシェフをしている、フランス料理のレストランへ、ベルギーからのもう1家族に便乗して、一緒にディナーを楽しみました。

もちろん子供達は、はじめてのフランス料理デビュー。普段、外食が少ない我が家。しかも行くとなったら、かばの絵がトレードマークのファミリーレストランがお決まりなのに、フランス料理なんてハードルが高すぎる!しかし、暖かいシェフのお心遣いとオシャレな盛りつけとお味に、感動の連発!偏食気味の長男と、ノンタンには特別メニュー。私も安心して楽しむ事が出来ました。

お正月は、主人がおせち料理が好きではないので、敢えて作りませんでしたが・・・
デザートは、日本ぽさを意識して、小豆を茹で「どら焼き」と「ういろう」を作ってみました。

「どら焼き」は3回目くらい。生地にお醤油とみりんを入れるのがミソだと、私は思います。

そして、「ういろう」は、5回目くらいかな。子供の頃に良く頂いて、大好物だっただけに、自分で作れると知った時は、とってもびっくり! パリにいた頃にママ友に教えてもらってから、たまに作るようになりました。しかも材料は、基本、小麦粉とお砂糖とお水をレンジでチンだけ!そこに、片栗粉や上新粉、米粉などで食感をアレンジしたり、抹茶や柚子ジャム、小豆などで色々な味にする事も出来ます。

「どら焼き」も「ういろう」も買ったら結構良いお値段。それでも、日本に居たら作っているかなぁ〜・・・なんて。

やっぱり、こっちに居るからチャレンジするのかもしれません。 f^_^;)