2015年12月24日木曜日

ミュンヘンのクリスマス市

 23日から、長女のリクエストで、ドイツ・ミュンヘンのクリスマス市に来ています。



学校で色々な情報収集をして来て、「あそこに行きたい!ここに行きたい!」って言う年頃になりました〜。

朝、7時に出発して約800キロの道のりを10時間かけて到着。

10年ほど前に来た時は雪が凄くて、着いてすぐにブーツを買った記憶が強かったのですが、今回は暖かい。昼間は13℃位はあり、手袋・帽子など無くても大丈夫です。身軽でありがたいですが、これも温暖化の影響なのかと思うと、考えさせられます…

フランスの街並みは、近隣諸国と比べると、私は一番好きなのですが、家はドイツの方が好きなんです。重厚な感じのする素敵なおうちがいっぱいあったりして…そして、何よりエコロジーにはとても力を入れていると感じます。低照度にも関わらず、どの家の屋根にもソーラーパネルが貼られていて、意識の高さを感じます。又、クリスマス市での食事のトレーが、最中の皮の様な物で出来ていて食べらるのです。日本でも、えびせんで出来たトレーなどがあるとニュースで見て、「なんていいアイデアなんでしょう!」と感動しました。しかも、えびせんなんて一石二鳥ですよね。 

パパは、ソーセージとビール!

そして長女は、手作り石鹸とロウソクを買っていました♡




最後にワガママを言うノンタンと、買い物をするまーちゃんに黙って付いてきたシュー君、偉かったです。(*^_^*)




2015年12月2日水曜日

みんなちがってみんないい?

 「みんなちがってみんないい」は、金子みすゞさんの「わたしと小鳥と鈴と」のなかのフレーズです。今では学校の教科書に載っていたり、子供番組では曲を付けて歌になったり、言葉の意味からしてもとても素敵で、なんだかほっとして、好きな詩の一つです。

長男の学校には、各クラスに標語のように貼ってあった言葉。発達障害の子供を持つ親としては、この概念が学校の中などで浸透してくれている事は、とてもうれしい事でした。

しかし!この場合は違うでしょ!

それは、我が家の食事・・・

偏食気味の長男と、割と普通に何でも食べてくれる長女と、離乳食は卒業したけど、まだちょっとお子ちゃまなお食事の次女と、時には夜遅く帰って来て「ご飯食べてない・・・」と言う夫と・・・

これは、主婦のほとんどのみなさんは、家族みんなのメニューが違ったら、嫌ですよねぇ〜。

毎晩、夕食のメニューを考える時に、悩むのがこれ。

なるべく自分の為に、「みんなちがってみんないい」にならないようにと、頭をひねります。

月・火は、長男が居ないため、長男が匂いで苦手なチーズフォンデューやラクレット、納豆メニューなどを選んだりしますが、うまい具合にみんなバラバラになってしまった時は、開き直ってしかたなく「♪みんなちがって、みんないい〜?みんなちがって、みんないい〜?♪」と歌いながら、お料理してます。

チャーハンなんかも、ハムやベーコンなどの加工食品を嫌う長男には入れられないので、気が向いた時は別で炒めて後から投入。そうでない時はみんな無しの野菜だけチャーハンだったり。

早めに台所に立つ時はいいのですが、そうでない時は、長男が食べられるものを中心に考えちゃいます。

でも所詮、専業主婦なので、「これが私の仕事よ〜。」と思いながら、「みんなちがって〜♪」と歌って自分に言い聞かせ、お料理している今日この頃です。

P.S こうやって、どうにか楽しようと日々考える事から、良いアイデア&レシピが生まれる事もあるんですよ〜。
世間を驚かせている、結構バカにできない主婦のアイデア商品などなど・・・
結局は家族あっての知恵だったりするんでしょうね。

ワゴンの中から見つけ出したこのフライパン。こういう時は便利です。

 
食べる事は大好き両端2人。まだまだ甘ちゃんの真ん中。

2015年12月1日火曜日

我が家のシュシュ[chouchou]

 今や、若い子の間でポニーテールにシュシュは、当たり前。アイドルグループのヒット曲にもありますが、髪を留める「シュシュ」は、誰もが知っていますよね。この「シュシュ」の語源は、フランス語の「chou」=「「キャベツ」から来ているんです。

話し言葉で、可愛い・素敵などを意味する「シュシュ」。愛しい人へは、「モン、シュー=私のキャベツちゃん」などと言い、ノンタンは毎朝幼稚園の先生から、ムギューとされながら言ってもらってます。

それでは、今日の本題のお野菜のキャベツちゃんは、と言うと・・・

本来、我が家では、たまねぎ・にんじん・じゃがいもの常備野菜と並んで、あるととっても助かるお野菜の一つですが、キャベツの他、ピーマン・茄子などは、日本よりお値段が安くても、タイプが違うので、「これだっ!」と思った時に買う感じです。でも本当は、これらも揃って冷蔵庫にあってくれたら、「なんでも来い!」って感じで、安心になりますね。

しかし、フランスのキャベツは、「シュシュ」の可愛い言葉とは裏腹に、硬くて苦くて、サラダにはもちろんの事、日本のお料理には向いていません。そしてピーマンや茄子は、大きくて肉厚で水っぽい。

キャベツの場合、大きな八百屋さんやマルシェに行けば、春キャベツや三角形 のキャベツなど、食感は日本のキャベツに似たものが手に入りますが、我が家の近くの八百屋さんには秋から冬にかけては、残念ながらこれらのキャベツがおいていないので、パリに行った際に買うなどして、とても困っていました・・・

 そんな中、近くのスーパーに日本のキャベツに似たキャベツを発見!見ると、「2015年・味覚オブ・ザ・イヤー」のシール付き! そして、「サラダでも食べられる♡」と書いてあるではありませんか〜♡ 更に、お値段も一つ3€弱とお手頃な価格。

これが、美味しかったら「超ラッキー !」と思いながら買ってみたら、見事にヒット!

流石!2015年の消費者による人気食材の賞をもらっている訳だわ〜♡と納得。

 爆買いはしませんでしたが、即買いし、トンカツの横に千切りキャベツで、出してみましたら、「うん、甘くて美味しい!」。

息子の好きなラーメンの具にも、主人の好きなキャベツと豚肉のミルフィーユにも、長女の好きなコールスローサラダにも、心置きなく使えます♡

「このキャベツが、我が家の前のスーパーで手に入れば、本当にうれしいわ〜」と喜んでおります。

だた心配なのは、近くのスーパーから、私が気に入った商品はなぜか、時間が経つと消えて行くと言うジンクスが・・・

フランスには色々な種類のキャベツがありますが、このキャベツもこれを機会に、浸透してくれるといいなぁと思うのでした・・・