「きわめびと」の中でも言ってたのですが、「大勢で食べる」という事は、大事だと言う事です。一番近いところでは、お母さん。大勢ではないですけど、食べさせる事に一生懸命になって、自分は後回しとか。子供のご飯を作ったら、ホッとしてしまって取り合えず席に座り、眺めながら食前酒・・・なんてのは、ダメだって事ですね。f^_^;)
お母さんが美味しそうに食べていれば、子供にも伝わるという事らしいです。
フランスにいると、日本の料理番組や、旅番組などで、レポーターの人が、美味しそうに食べている のを見ると、本当に羨ましくなりますものね。特にお寿し関係は♡
学校などでしたら、他人の食べる姿を見て、「おいしそうだな!」とか「何を食べているんだろう?」など、興味を持つという事。大勢で食べる雰囲気も大事ですよね。
私は、その効果を期待して、長男が以前食べてたのに、最近は食べなくなってしまった物などは、わざとお弁当に入れたりしていました。
午前中4時間授業をして、お腹がすいているところに、クラスのみんなで食べるお弁当なら食べてくれるのではないか?!と思って・・・
なかなか、そう簡単には行きませんでしたが、ビジュアル系の長男には、色使いも工夫しました。生トマトを食べないので、赤は、ケチャップかバランで。
以前、脳科学者の茂木健一郎さんが、
「料理は五感で味わうものですよ。豆を炒る音が音楽。音、香り、温かさ、作ってくれた人とのコミュニケーション、全部五感で味わうものですよね。」
「幼稚園のお弁当で、お母さんがわざわざウィンナーをタコの形にする。タコにしたって栄養学的には何も変わらないんだけど、ウィンナーをタコにするっていう、あの気持ちもやっぱり味わいの1つなんですよね。」
と、おっしゃっていたのが、とても印象的です。
「食」って奥深いなぁ〜って、思います。そして、「雰囲気」、「空気」みたいな物も大事だなぁ〜と、つくづく感じました。