2015年12月24日木曜日

ミュンヘンのクリスマス市

 23日から、長女のリクエストで、ドイツ・ミュンヘンのクリスマス市に来ています。



学校で色々な情報収集をして来て、「あそこに行きたい!ここに行きたい!」って言う年頃になりました〜。

朝、7時に出発して約800キロの道のりを10時間かけて到着。

10年ほど前に来た時は雪が凄くて、着いてすぐにブーツを買った記憶が強かったのですが、今回は暖かい。昼間は13℃位はあり、手袋・帽子など無くても大丈夫です。身軽でありがたいですが、これも温暖化の影響なのかと思うと、考えさせられます…

フランスの街並みは、近隣諸国と比べると、私は一番好きなのですが、家はドイツの方が好きなんです。重厚な感じのする素敵なおうちがいっぱいあったりして…そして、何よりエコロジーにはとても力を入れていると感じます。低照度にも関わらず、どの家の屋根にもソーラーパネルが貼られていて、意識の高さを感じます。又、クリスマス市での食事のトレーが、最中の皮の様な物で出来ていて食べらるのです。日本でも、えびせんで出来たトレーなどがあるとニュースで見て、「なんていいアイデアなんでしょう!」と感動しました。しかも、えびせんなんて一石二鳥ですよね。 

パパは、ソーセージとビール!

そして長女は、手作り石鹸とロウソクを買っていました♡




最後にワガママを言うノンタンと、買い物をするまーちゃんに黙って付いてきたシュー君、偉かったです。(*^_^*)




2015年12月2日水曜日

みんなちがってみんないい?

 「みんなちがってみんないい」は、金子みすゞさんの「わたしと小鳥と鈴と」のなかのフレーズです。今では学校の教科書に載っていたり、子供番組では曲を付けて歌になったり、言葉の意味からしてもとても素敵で、なんだかほっとして、好きな詩の一つです。

長男の学校には、各クラスに標語のように貼ってあった言葉。発達障害の子供を持つ親としては、この概念が学校の中などで浸透してくれている事は、とてもうれしい事でした。

しかし!この場合は違うでしょ!

それは、我が家の食事・・・

偏食気味の長男と、割と普通に何でも食べてくれる長女と、離乳食は卒業したけど、まだちょっとお子ちゃまなお食事の次女と、時には夜遅く帰って来て「ご飯食べてない・・・」と言う夫と・・・

これは、主婦のほとんどのみなさんは、家族みんなのメニューが違ったら、嫌ですよねぇ〜。

毎晩、夕食のメニューを考える時に、悩むのがこれ。

なるべく自分の為に、「みんなちがってみんないい」にならないようにと、頭をひねります。

月・火は、長男が居ないため、長男が匂いで苦手なチーズフォンデューやラクレット、納豆メニューなどを選んだりしますが、うまい具合にみんなバラバラになってしまった時は、開き直ってしかたなく「♪みんなちがって、みんないい〜?みんなちがって、みんないい〜?♪」と歌いながら、お料理してます。

チャーハンなんかも、ハムやベーコンなどの加工食品を嫌う長男には入れられないので、気が向いた時は別で炒めて後から投入。そうでない時はみんな無しの野菜だけチャーハンだったり。

早めに台所に立つ時はいいのですが、そうでない時は、長男が食べられるものを中心に考えちゃいます。

でも所詮、専業主婦なので、「これが私の仕事よ〜。」と思いながら、「みんなちがって〜♪」と歌って自分に言い聞かせ、お料理している今日この頃です。

P.S こうやって、どうにか楽しようと日々考える事から、良いアイデア&レシピが生まれる事もあるんですよ〜。
世間を驚かせている、結構バカにできない主婦のアイデア商品などなど・・・
結局は家族あっての知恵だったりするんでしょうね。

ワゴンの中から見つけ出したこのフライパン。こういう時は便利です。

 
食べる事は大好き両端2人。まだまだ甘ちゃんの真ん中。

2015年12月1日火曜日

我が家のシュシュ[chouchou]

 今や、若い子の間でポニーテールにシュシュは、当たり前。アイドルグループのヒット曲にもありますが、髪を留める「シュシュ」は、誰もが知っていますよね。この「シュシュ」の語源は、フランス語の「chou」=「「キャベツ」から来ているんです。

話し言葉で、可愛い・素敵などを意味する「シュシュ」。愛しい人へは、「モン、シュー=私のキャベツちゃん」などと言い、ノンタンは毎朝幼稚園の先生から、ムギューとされながら言ってもらってます。

それでは、今日の本題のお野菜のキャベツちゃんは、と言うと・・・

本来、我が家では、たまねぎ・にんじん・じゃがいもの常備野菜と並んで、あるととっても助かるお野菜の一つですが、キャベツの他、ピーマン・茄子などは、日本よりお値段が安くても、タイプが違うので、「これだっ!」と思った時に買う感じです。でも本当は、これらも揃って冷蔵庫にあってくれたら、「なんでも来い!」って感じで、安心になりますね。

しかし、フランスのキャベツは、「シュシュ」の可愛い言葉とは裏腹に、硬くて苦くて、サラダにはもちろんの事、日本のお料理には向いていません。そしてピーマンや茄子は、大きくて肉厚で水っぽい。

キャベツの場合、大きな八百屋さんやマルシェに行けば、春キャベツや三角形 のキャベツなど、食感は日本のキャベツに似たものが手に入りますが、我が家の近くの八百屋さんには秋から冬にかけては、残念ながらこれらのキャベツがおいていないので、パリに行った際に買うなどして、とても困っていました・・・

 そんな中、近くのスーパーに日本のキャベツに似たキャベツを発見!見ると、「2015年・味覚オブ・ザ・イヤー」のシール付き! そして、「サラダでも食べられる♡」と書いてあるではありませんか〜♡ 更に、お値段も一つ3€弱とお手頃な価格。

これが、美味しかったら「超ラッキー !」と思いながら買ってみたら、見事にヒット!

流石!2015年の消費者による人気食材の賞をもらっている訳だわ〜♡と納得。

 爆買いはしませんでしたが、即買いし、トンカツの横に千切りキャベツで、出してみましたら、「うん、甘くて美味しい!」。

息子の好きなラーメンの具にも、主人の好きなキャベツと豚肉のミルフィーユにも、長女の好きなコールスローサラダにも、心置きなく使えます♡

「このキャベツが、我が家の前のスーパーで手に入れば、本当にうれしいわ〜」と喜んでおります。

だた心配なのは、近くのスーパーから、私が気に入った商品はなぜか、時間が経つと消えて行くと言うジンクスが・・・

フランスには色々な種類のキャベツがありますが、このキャベツもこれを機会に、浸透してくれるといいなぁと思うのでした・・・




2015年11月28日土曜日

タイムタイマー

  先週の金曜日、長男の学校で、先生方との面談がありました。これらは、定期的に行われるものですが、9月の新学期に入ってからは、初めてでした。

週半分の寄宿舎生活は、生活のリズムを整えることや、好き嫌いをなくすこと、又、ノンタンもまだ小さいので、私の負担を軽減するなども考えて下さり、学校が提案して下さいました。

その中でも一番は、家に帰ってきてから、自由に過ごしてしまう時間の使い方を整えるためだと思われますが、水曜日には、待ちに待って帰宅するものですから、又そこからパソコンやDVDを見たり、絵を描いたり、ベッドの上でおやつを食べながらのカウチポテト的な生活をはじめてしまうのです。

「明日、学校だから、もう寝なくっちゃ!」みたいな考えには、残念ながらならないようです…

最近では、すっかり落ち着いて来た長男に、トイレを汚すこと以外は満足だった私は、あまり口出しをしなくなっていたので、今回の面談では、反省させられました…

まず、自宅から送り出す木曜日と金曜日は、授業中も眠そうで勉強に身が入らないとのこと…

そして、みんなで食べる昼食から始まる月曜日なのですが、ついつい遅めの朝ごはんになってしまう所に、しばらく日本食が食べられないだろうと思って与えてしまうおにぎりなど…

それを良いことに、苦手な学校での昼食を食べないらしいのです。

朝、食べない朝ごはんのパンなどを、自宅から持っていくのですが、それをロッカーに隠し、昼食に充てようとするなど、かなり彼なりに頭を使っているようです。

いずれのことが、長男のようであった別の男の子が、学校の寄宿舎生活をはじめて、とても良く改善されたらしいので、「長男も絶対変われる!」と励ましていただくのですが、週の半分と言うのと、やっぱり食べ物に関してはフランスと日本人の差はあるかなと思いますが、現に学校に泊まっている間は夜も早く寝て、朝は元気に!お腹が空けば、今まで口にしたこともないカモのステーキも食べられる事は分かっているので、後は我が家での頑張りだと言うことになります…

面談中は長男も同席。タイムタイマーと呼ばれる、時間が赤い印でビジュアル的に示されて、自分が使う時間など、先の見通しがつくので、自閉的傾向にある子には、とてもいいタイマーです。

日本人学校時代も使っていましたので、よく理解はしているはずです。

この時間は、自由時間。これが鳴ったら授業開始など、授業時間内にメリハリをつけるには、モッテコイ!

それもあって、自分の都合のいい時間は、隙を狙って時間を延長し、都合の悪い時は、短縮したりと、悪知恵も随分働いているようです。

「そんな事も出来るようになったのか〜!」と、半分感心している私ですが、そんな事を言っている場合ではありません。

面談の最後。もう昼食の時間に差し掛かっていたのですがに、「質問は、ありますか?」と聞いて下さったので、このタイムタイマーを買えるかすぐさま質問。

すると、ロッカーの中から、出してきて、「長男の為になるなら…」と、一つ譲って下さいました。

こんなにいいものを頂いたのだから、私も頑張らなくっちゃ…

プレッシャーですが、義務教育を終え、ちょっとホッとしてしまい、最近自由にさせてしまいがちでしたので、又気を引き締めて、長男にも目を向けていこうと思ったのでした。


日本でも、ネットで買えます!



2015年11月25日水曜日

気分はお姫さま

 先週の日曜日、天気が良かったので、ノンタン七五三の写真を撮りました。

この日の為に、長女の時の着物一式を、持って帰って来ていました。

9月に3歳になってから、急にお口が達者になったノンタン。

どこで、覚えたの?と言いたくなるような、大人っぽい口調で、時には吹き出したり、追いつめられたり、こちらもタジタジです。

そんなノンタン、七五三の着物を素直に着てくれるか、心配したのですが、「お姫さまみたいなの着る?」と勧めたら、見事乗ってくれ、無事に写真撮影が出来ました。

「お姫さま」と言ってもドレスではなかったので、どう反応するか、微妙だったのですが、庭での撮影も思いの外、機嫌良く成功。どうやら本当にお姫さまになった気分で、普段達者なお口は終始つぐんだまま。時折、喜びの声を動物の鳴き声のように表現しただけで、とても満足したようでした。

でも何故、心配したのかと言うと・・・

思い起こせば12年前。あの日はあいにくの雨模様。

5歳の長男と3歳の長女の七五三をした時のこと…
私も初めての二人揃っての行事と張り切った上に、当時は日本に居たものですから、着付けは美容院、写真撮影は写真館で、とついついハードスケジュールを組んでしまったのですが、それにしては頑張ってくれた我が子達たち・・・

しかしその頃、紫色にハマっていた長女は、アイシャドーも口紅も「紫がいい!」と言い出し、美容院のおばちゃまを困らせたのでした。ところが、気の効いたおばちゃまは、見た目は紫だけど、塗るとピンクになるという魔法のような口紅を持って来てくれて、無事にメイク終了…

か、と思いきや写真撮影の時には、つれないお兄ちゃんに便乗してぐずぐず悲しいモードに入り込んでしまった女優の長女。

どうにか、写真にだけは納まろうと必死の主人と私も、顔は、てかてかで汗びっしょり。

その後、神社に行く時は大雨になり、傘をさしてのお参りだったのですが、そんな時は優しい長女まーちゃん。上手く傘をさせないお兄ちゃんに、一生懸命差し出していたのが印象的でした。

終わりよければ全て良し。そんな思い出で終わった一日でした♡

そして、所変わって、パリのノンタン。2歳でアナ雪のファンになり、そこからお姫さまを意識しはじめ早3歳。

ある時、夜空にきれいに現れたまんまるお月さまを見て、「わぁ〜!おひめさま〜!」と。「お」と「さま」は合ってるけど・・・www

主人が電気屋さんの「ダーティー」に行って来ると言うと、「私も行きたい!パーティー!」と・・・www

今週から零度を行ったり来たりするくらい寒くなったので、厚手のジャンパーを買いに行くと、真っ先にドレスに目が行き、「これが良いんじゃない?!」と自らセレクトし、どうしても試着するときかない。

気分はいつも、「お姫さま」みたいです。

そしてそんなお姫さま、反抗期で何でも「やだ!やだ!」。朝の着替えも一苦労な今日この頃なんです。幼稚園に行く時も、ワンピースなら素直に着替えてくれる感じです。

そこで、またまた思い出した!

長女は紫の後、ピンクにハマり、ピンクの洋服じゃないと朝は機嫌が悪い。

当時、長男の付き添いで毎日学校に出かけていた私は、事がうまく運べるようにと、 タンスの引き出しの一番上にはピンクの洋服を入れていたものでした。

ノンタンの七五三で、色々懐かしく思い出した子育ての日々。

あっという間の3歳ですが、あっという間の子育ての日々であった事も実感しつつ、健やかに育ってくれて、無事に過ごせる毎日を、今また改めて祈るのでした。

お姉ちゃんのお下がりの着物でポーズ


よく見たら、頭で支えてる〜ww




2015年11月24日火曜日

こっちに居るからチャレンジする事②

 我が家の子供達は、みんな「メロンパン」が大好きです。日本に帰ると、1日置きくらいに買っていると言っても、過言ではないかも…

ホームベーカリーがあるんだから、作っちゃえばいいのに、と頭の中では思うのですが、どうも私の中ではパンの上に乗せるクッキー生地の部分が、簡単・単純とは行かなく、まだ1回しか作っておりません。それも、発酵がうまくいかなく、ちょっと失敗。見た目は悪くなかったのですが、こちらはまだまだ修行が足りないようです。

このホームベーカリー。実は、一番作りたいものがあったので、実家の父が趣味でパン作りに励んでいた矢先に、私が頂いて来ちゃったんです。

それはパンでは無く、「お餅」。

「お餅」が大好きな長男。多くて2袋の切り餅をもって来るのが、精一杯。2袋なんて、すぐ無くなっちゃいます。「お餅が好きな時に、気兼ね無く食べられたらいいだろうなぁ〜♡」。そんな想いを知った父は、可愛い娘と孫の為に、手放してくれたのでした。

そして、本来はホームベーカリーですけど、我が家では、もっぱらお餅つき機として使われていたのでした。

ですので、できるお餅も1回で3合まで。冷凍までは出来ず、3〜4日でなくなってしまいます。

磯辺餅にはじまり、力うどん、おでんの巾着餅に、お好み焼きのトッピングなどなど…

本当に贅沢に使えて、感謝感謝です。

そして当然もち米も、こちらの日本食スーパーで、白米同様手に入りますので大丈夫なんです。

ある時、日本から来た友人にお好み焼きを出したら、「美味しい〜!」と言ってもらい、彼女云く、特にお餅が美味しいと言うのです。「日本の切り餅と違う!」って感じだと…

ずーっと自分で作ったお餅を食べていたので、切り餅の味を忘れてしまっていましたが、帰国した時に食べたら、なんだかツルツルしていて、彼女の言っている意味が分かりました。

形はいびつだけど、やっぱりつきたては違うんですね。これも含めてぜーんぶ味かと…

でもきっと日本に居たら、メロンパンもお餅も、わざわざは作っていないかなぁ〜。

こっちに居るからチャレンジしてみる、み〜んな良い経験です。

はじめてのメロンパン。

みんなお餅、大好き〜♡

2015年11月13日金曜日

こっちに居るからチャレンジする事①

 毎年、大量の日本食を持ってきますが、残念ながら数には限りがありますし、持って来れない物もあります。

日本にあって、こっちにない物なんてたくさ〜んありますが・・・

そこで、久しぶりに「これ食べたいなぁ〜!」と思って、こっちに居るから作ってみる物を、今週は二つばかり作ってみました。

それは、「カステラ」と「カレーパン」。疲れた時の甘い物と、ビールの時の辛い物。どちらも欲しい!

我が家は、パリから30キロほど離れた郊外なので、パリに行けば売っている物でも、なかなか手に入れるのは難しいのです。

最近はインターネットで検索すれば、気になるレシピもほとんど見つけられる時代。ネットで探して自分が1番良いようにアレンジして作ってみます。
良いようにと言うのはもちろん、簡単・単純という事です。

「カステラ」も電動ミキサーかフードプロセッサーで最低10分混ぜるコツさえ守ればOK。「カレーパン」も、今ではホームベーカリーがあるので、だいぶやる気にさせてもらっています。

そして何より大事な事は、材料がこちらでも普通に揃うという事です。

「カステラ」は、卵、お砂糖、強力粉、はちみつ、牛乳。
「カレーパン」も、パンを作る強力粉をはじめ諸々、&キーマカレー。

キーマカレーは、わざわざ「カレーパン」のためと言うよりは、たくさん作って一日目はごはんで頂き、残りをリサイクルとも言えますが・・・

カレーパンを揚げる時に使う日本のパン粉は、日本食材屋さんで手に入れるようですが、豚カツなどでも使うので、我が家では常備しておきます。

そして最後に、食べてくれるみんなが喜んでくれる事です♡

「カステラ」も「カレーパン」も、み〜んな好きですよね♡

今回、どちらも2サイクルして、「カステラ」は、2個。「カレーパン」は、16個作り、9個冷凍しました。ママも、おやつの貯金が出来て、一安心♡

「カステラ」は、一回で大きな物を作ってもよかったのですが、その場合、フードプロセッサーのキャパを超えてしまい、大きなボールで電動ミキサーになり、自分がかり出されると言う理由から、今回は恥ずかしながら2サイクルしてまでも自分の時間を取ってしまった私・・・そんなゆるくても、美味しく出来てくれるところも魅力なんですよね。(笑)そして、型は新聞紙で大小作り揃える手軽さも気にいっています。

まだまだ、作ってみたい、日本独自の食べ物。

きっと日本に居たら、これらの2つを作る事はなかったかなぁ〜なんて、毎回思うのですが、手軽に日本の味を楽しめる事が出来るようになり、かなり満足している私です。

これからも「これ食べたいなぁ〜」の思いで、少しずつ日本の味にチャレンジしてみたいと思います!

フードプロセッサーに作らせたカステラ

ホームベーカリーにお世話になったカレーパン




2015年11月4日水曜日

カワイイ間違い♡5

 今日は水曜日なので、ノンタンは給食なしの午前中のお迎えです。

フランスでは去年まで、水曜日の幼稚園・小学校はお休みが当たり前でした。スーパーやレストランなどには子連れのお客さんが多く、「ああ〜、今日は水曜日かぁ」なんて思っていました。その代わり、体育の授業がそれほど多くないこともあって、水曜日はアクティビティな習い事をする子供たちが多く、その名残か、今年も午前中のお迎えは多いです。

いつもは、私ともう一人のマダムしか居ないのですが、今日は沢山の人が門の前に居て、孫のお守のおじいちゃんおばあちゃんもいっぱいでした。

そして、子供を引き取るのも順番待ち。先に出てきた女の子のお母さんが、子供を見るなり「いったい、どうしたの⁉︎」と言っていたので、つい目をやってみると、あらあら泥だらけ…

乾いてはいるのですが、どうやら水溜りに入っちゃったみたいです。

お母さんも笑っていましたが、私もその微笑ましい光景に、ついつい笑ってしまいました。

我が子は変りなく朝と同じに出てきたので、いつものように「どうだった?楽しかった?」と聞くと、「アイス食べるの〜!」と。「寝ても覚めてもアイスなのね〜。」と思いながら車に乗せると・・・「あれっ?」

左膝のタイツに、大きな穴があいているではありませんか?

「転んじゃったの?」と聞くと、「うん、転んじゃった…」と。

「仕方ない。良いものは履かせられないわ〜。」なんて思って走り出したのですが、いきなり「幼稚園は何処〜!何処行っちゃったの〜!」とノンタン。

いつもはそんなこと言わないので、不思議に思っていると、「幼稚園に行く〜!返して〜!」と泣くのです。

何のことかよく分からず…

すると、「くろいの返して〜!くろいの〜!」

どうやら、左膝にぽっこりあいてしまった穴の部分を、取りに行こうとしているようで…

自分でも車に乗ってから、はじめて気が付いたんでしょうね。

最近、パズルにハマっているノンタン。

あまりにも、きれいにまあるい穴があいてしまったので、パズルのピースのように、はめれば直ると思ったみたいで・・・そして、転んだ時に幼稚園に落としてきちゃったと思ったみたいです。

子供って面白い♡

幼稚園には、な〜んにも忘れてないんだけど〜www

今日の、カワイイ間違いでした。

まだあまり履いてなくて、もったいないから、直してみるね。







2015年11月2日月曜日

トゥーサンのバカンスを終え

 昨日、11月1日は「ラ・トゥーサン」と言ってキリスト教の祝日に当たります。そして子供達は、2週間のバカンス、最後の日でもありました。トゥーサンの日は、フランス人も日本のお盆のように、家族でお墓参りに行くそうです。そして、持っていくお花は、菊の花。お花屋さんや、スーパーの入口には、菊の花が沢山置いてありました。

我が家のバカンスは、主人が仕事だったため、特に予定はなく、のんびりと過ごしました。

1週目は学校があった長男。2週目に、中学校の時のお友達親子を招いて、久しぶりの食事をしました。相変わらずマイペースな彼は、食事の時だけを一緒に過ごし、その他ほとんどは自室で… 
長女は、苦手な数学を教えてもらい、ノンタンはワガママを言っても怒られないで遊んでくれる最高のお兄ちゃん二人(長男を除く)を従え、ご満悦でした。
しかし長男も、何日も前からお友達の名前を何度も口にして、楽しみにしていた様子。きっと、心は遊んでいた事と思います。
そして、バカンス中毎日のように「学校お休み」と訴えるように言いに来ていたのに、今回は何も隠さずに、素直に学校に行けた長男には感心しました。

長女はバカンス中、なにかと友達と予定を立てては出かけて行き、ハロウィンの日も遅くまで遊んで来ました。受験生の歳になって、やっと今までの日本贔屓から比重がフランスへと移り、只今青春謳歌中!勉強に遊びに大忙しのようですが、その他の時間はソファーに凹みが出来るほど、座って過ごしておりました。

そして末っ子ノンタンは、まだまだ誰かに遊んでもらわないと、欲求不満気味。気が向いたときは、劇団ひとり状態。お人形と一緒に一人芝居をして遊んでいますが、大体は「ママ〜!一緒に遊ぼう!」と言ってきます。

そんな彼女にとって今日は、待ちに待った幼稚園だったようで、朝も早よから5時半に起き、歩いて10分で着く、8時35分からの幼稚園に、8時前から「行く行く!」と駄々をこね、「朝ごはんを食べてからね」となだめても、「ヤダ〜っ!だって、幼稚園行くんだも〜ん!」とききません。結局ほんの少しのシリアルを口にして、ゆっくり歩いて行くからいいかなぁなんて思って、ちょっと早めに家を出たのでした。

ゆ〜っくり歩いたつもりなのですが、幼稚園の付近まで来ても、なんだかいつもと違った感じ…やっぱりまだ早いのか、人が少ない。
でも、門も開いて中にも先生と園児がいたので入って行くと、ノンタンのファンだと言ってくださる先生二人が、「私よ、私が〜っ!」と漫才のようにお出迎え。何よりも構って欲しいノンタンは、初めてのことではないので、横目でチラッと戸惑う素振りさえ見せているような感じです。

そして、先生がなにやらリストをチェックし始め、「ノエミは、申し込んでいる?」と聞かれ、何の事かと私も「???」。

どうやら、35分前までは、働いている親などの為の学童保育の時間であり、申し込んでいないと入れないらしいのです。

そう言えば長女も、私が長男の学校に付き添っている時には登録して、始業前から預かってもらっていました。

「やっぱり、ちょっと早かったんだ〜。」

あんなに熱烈な大歓迎を受けたのに、ちょっと早いから、外で待っててとお外に出されてしまったわたしたち…

その意味がよくわからなかったノンタンは、またまた「ヤダ〜!行く〜!」と言い出しましたが、窓越しで中にいるお友達を見ながら待っていたので、5分待てました。

そして、お迎え行って握ったノンタンの手は、いつもより暖かい!

やっぱり、早起きしたから眠いんだ〜。

おやつに大好きなアイスを食べて、直ぐに夢の中へ…

それでもなんだか嬉しいママでした♡





2015年10月31日土曜日

かぼちゃの行方

 今日は、ハロウィン。日本でも、毎年、加熱するハロウィン熱で、オレンジのかぼちゃを目にする事が多くなりましたね。

奥のオレンジので、作りました。


かぼちゃは好きで、良く煮物にしたり、料理する事もありますが、大抵日本の栗カボチャ的な緑のものを、日本食材のお店で買う事が多いです。と、言うか、オレンジのかぼちゃは水っぽくて、日本の煮物には向いてなく、スープなどに適してると聞いたので、買った事はありませんでした。

そんな中、夏休みに義父の田舎の長野へ行った時、私も長女もチョー気に入ってしまったのが、「かぼちゃの甘酢漬け」。

おやつ代わりに頂くようなほど、お漬物を口にする機会が多い土地柄なので、「これは一体何の???」と思い聞いてみると、まさかの「かぼちゃ」だったのです!

最近では、イタリアンやフレンチレストランのシェフなどもご指名するほどの、西洋野菜を作る農家さんもたくさんあるので、日本でもお目見えする事が多くなったオレンジのかぼちゃ。

ましてや、ハロウィンなので、お家にオレンジのかぼちゃがある方も多いのでは・・・

作り方は、至って簡単!食べやすい大きさに薄く切って、らっきょうを作る用のスーパーに売っている甘酢に、3時間漬ければOK。

私は、手にする事が出来ないのでネットを見て自分で作りました。

目からウロコの「かぼちゃの甘酢漬け」。

ハロウィンの後のかぼちゃの行方に困っている方!是非、お試しあれ〜!

和のハロウィン

2015年10月28日水曜日

はじめての職業訓練

長女も、9月で中学校の最終学年に入りました。日本での夏休みは、周りが受験生で相手にしてもらえず、不機嫌だったのですが、新学期に入ってからは、やっと自分も受験生の意識が出て来たらしく、最近では毎日のように「明日テスト!」と言っては、今まで以上に勉強している感じがします。

また、この学年では、自分で探して職業訓練を1週間しなければいけないというのが、フランスでは当たり前らしく、始まって早々、「何処でやろう⁉︎」と悩んでいました。

私も高校生の時に、日本橋の三越で2週間、満員電車に揺られて通いましたが、学校で決められた所へ、しかもクラスみんなと一緒に行ったので、その歳より3歳も下の子が自分で決めるというのには、びっくりしました。

それにしても、一人で出かける事を14歳まで許さないお国柄。当然、送り迎いは私か主人なので、この近所にして欲しいなぁと、これもとても大事な事であるのであります。

ここはパリではないので、大体は、親の会社にお願いしたり、近所の商店街や幼稚園などが多いようです。

我が家は主人の仕事を手伝うというのは、ちょっと無理なので、ファッションん好きで、接客希望であれば、近所のノンタンのお洋服屋さんにお願いすればというのが、私の意見。

それか、通勤の事を考えると、お兄ちゃんの学校での研修も良いんじゃない⁉︎というのが、私達夫婦の意見。

すると、二つ目のお兄ちゃんの学校での研修に興味を示した長女。

まさかそんなに直ぐに興味を持ってくれると思わなかったので、一応「色々なタイプの子が居るけど、大丈夫?」と尋ねると、「大丈夫」と返事が返ってきました。

それじゃあ、話してみようと学校に問い合わせると、前向きな返事を頂いたので、面談→体験を経て、無事に決まりました。

と言っても、その間に色々あったのですが…

学校側は、最悪の場合を想定して、色々なタイプの子供の大変な話をして来たので、それを聞いた後に、自分に出来るか責任を感じてしまって泣いてしまった長女。

決して、やりたくなくなって泣いたのではないのですが、体験をしてからの方が良いという事で、先週の月曜日と水曜日に行ってきて、晴れて12月の5日間の職業訓練をする事に決まりました。

私が中学生の時は、このような世界には、全くと言って良いほど目を向けた事はありませんでした。

長女も普段は、ファッションやメイクなどなど、この歳の子が興味を持つような事に、一生懸命な毎日ですが、生まれた時からお兄ちゃんと兄妹な事もあってか、自然とそのような世界に目を向けられる彼女には、関心してしまいました。

せっかく、そしてやっと、受け入れてもらえたこの機会。将来、この経験が、彼女の宝物となってくれる事を祈っています。

2015年10月15日木曜日

ここに行きたい〜!

海外に居る事もあって、もう10年前くらいから、日本のおじいちゃんおばあちゃんや、いとこ達と、チャットで会話をしていました。

今でもそうですが、何時間もつけていると、画面の向こうのみんなが、もう一つの部屋に居るみたいな感覚になります。

「ちょっとお風呂に入ってくるね〜!」なんて言って、誰かが写っていなくても、日本のテレビの音、特にコマーシャルや、時には途中でかかってきた電話での会話が流れていたりすると、なんとなく日本に居るような、また一つの屋根の下に居るような感覚になり、安心感さえ感じたりもします。

先日、ノンタンの幼稚園で秋祭りがあり、秋色のお洋服を着て、秋の味覚のケーキなどを持ち寄ると言うイベントがあり、茶色のリボンが胸元に付いたワンピースを誇らしげに着ていったので、日本のおじいちゃんおばあちゃんに見せようと、チャットをしました。

祖父母も私たちも、携帯電話はiosを使っているので、最近では大抵用事があるとFaceTimeで呼びます。

小さい頃から携帯電話に相手の顔が出てくる事が当たり前のノンタンは、なんだか固定電話のスピーカーで話す時には、ピンと来ない様で、会話になりません。

上の二人が小さい時は、まだスピーカーで話すと言う事は、今のチャットのような感覚で、みんなで会話が出来て楽しい感じがしたのですが・・・

私が小さい頃には、誰もが憧れたテレビ電話が、今こうして当たり前になっているのだから、ビックリですよね。

そして、画面に写っているおじいちゃんおばあちゃんの家に、行きたくなってしまったノンタン。

「ここに行く〜!」と言ってグズリはじめました。

「ピッピ!」と押せば、繋がる日本に、飛行機に半日乗らないと行けないとは、まだ分かっていないようです。

それにしても、子供の頃の夢のような想いが、現実になっている世の中。

でも、「どこでもドア」だけは、実現出来ませんよね〜・・・【泣】


幼稚園に持って行ったマロンケーキ。先生方にレシピを教えてと大好評で、ママ大喜び!

2015年10月12日月曜日

はじめての発表会

幼稚園がはじまって、もう一ヶ月が過ぎました。

最初は、「行かない!」なんて言っている時もありましたが、最近は朝起きて、ご飯も食べないで行こうとするほどに・・・

朝は、もう気温10℃以下の中を、パパと行く時は肩車、ママと行く時は、テクテク歩いたり、抱っこしたりしながら、普段なかなか歩く事が無いので、10分弱の距離をスキンシップを取りながら行くようにしています。

先週、連絡ノートに、「自分の大事なお人形を持ってくるように」と書いてありました。

正確には、寝る時にあったら安心するお守りみたいな物のことを指していて、フランスでは、「ドゥドゥ」と言います。特に必要としていないノンタンは、夏休みにおばあちゃんに買ってもらい、お世話を始めた、「赤ちゃんぽぽちゃん」を持って行くことにしました。

どうやら、みんなの前で自分の「ドゥドゥ」について紹介すると言うのが狙いのようです。

何日か前から、長女の後をリピートして、

「この子の名前は、ぽぽちゃんです。」「歳は1歳です。」「日本人の女の子です。」と3つの文章をフランス語で練習しました。

その中で、最初の「この子の名前は〜」と言うのを「エル サペール ポポ」と発音するのですが、それを聞いた瞬間にノンタンが、「エルサじゃないよ〜!ぽぽちゃんだよ〜!」と言いました。

アナ雪ファンのノンタンには、真っ先に「エルサ」と耳に飛び込んできたのでしょう。

これがきっかけで、先に進まなかったら、どうしましょう…と心配しましたが、どうにかおだてて3つの文章を何とか口にしていましたが、本番はどうだったのでしょう?

その日、お迎えに行くと、嬉しそうに、また大事そうにぽぽちゃんを抱っこして出てきましたが、先生に聞けていないので、どうしたかなぁ…と思っています。

長男の時から、願掛けの意味も込めて、おまじないのように唱えている我が家のジンクス。「本番に強い!」。

その笑顔で帰ってきたということは、きっとノンタンもできたんだね♡

そして帰り道は、枯れ葉の中をシャカシャカ音を立てて帰って来ました。





2015年9月20日日曜日

カワイイ間違い♡4

夏休み中に、急に言葉が増えたノンタン。日本へ帰国前は、「Nonノン」などのフランス語が出始めていたのですが、やっぱり周りの環境で、大きく変わるものですね。

また、子供は、使って欲しくない言葉こそ、早くに取得したりもして…

長女も、最初に覚えてきたのは、「辞めて〜‼︎」と言うフランス語。

ノンタンも長女の影響あって、上手く物事がいかない時は、「Nonノン」の他に、「チクショー」みたいなスラングを言っているから、ビックリ‼︎

「言うな」と言うと、言ってしまう「あまのじゃく」なので、上手く軌道修正しなくては…と、思っています。

そんな中、本当だったら、カチンっと来る言葉も、カワイイ間違い♡のお陰で、つい見逃してしまう言葉があります。

「ちょっと、どどいて〜‼︎」???

最初言われた時は、思わず笑ってしまいましたが、言われたみんなも、笑っていました。

「ちょっと、退いて〜‼︎」が正解なのですが、何処でどう勘違いしたのか、未だに「どどいて〜‼︎」と…

言われた方も、3歳の子に「退いて〜‼︎」と言われるよりは、「どどいて〜‼︎」で笑っちゃう方が、気分的にも良いので、「まだ暫くはこのままで良いかなぁ」なんて思ってます。

しっかり意味は伝わるけど、なんか悪くない間違った日本語…

これも、今の内だもんねww。

言われては、ちょっと喜んでいる今日この頃です。



2015年9月17日木曜日

カワイイ間違い♡3

パリからここに越して来て、この9月で早4年。

どちらかと言うと、「田舎はいいなぁ〜・・・」と思う私ですが、家族の中には一長一短と思う人もいるようで・・・

長女は、大の虫嫌い。虫ですかっ〜? 虫なんて普通にいるでしょう〜!と思ってしまいますが、「キャーッ キャーッ!!!!」ってうるさいのなんの。

こちらはエアコンも無いし、蚊もいないし、暑かったら窓を開ける事が多いので、夜なんかは、よく蛾などが入ってきます。

お姉ちゃんが怖がるからノンタンも怖がる・・・

車の中でも、怖くて泣いてしまったことがある長女。それを見て、心配のあまり泣いてしまったノンタン。

これは、結構、めんどくさいです・・・

この間は、お風呂場にいたから入れないと逃げてきて、私もなかなか捕まえられなく、女子二人は「キャーッ キャーッ!!!!」言いながら、廊下を行ったり来たり。

挙げ句の果てには、階段に追い込まれ、ノンタンが落ちそうになる始末・・・

たまたま、留守だった長男の部屋の近くに行ってくれたので、ドアを開けて閉じ込めるのに成功しました。

基本虫は、逃がすようにしているのですが、ゴキブリを見ると、反射的に履いているスリッパを脱ぐタイプの私なので、こんなのはへっちゃらなんです。
が、ネズミは怖い〜!!!!!

今、文字にして打ったのを見るのも、リアルな絵や写真も見るのも怖い!!!!!

それと同じ気持ちならしょうがない・・・と思ってあげたいのですが、やっぱりよくわかりません。

そのあと、無事にお風呂に入った二人。お風呂に貼ってあるアルファベットのポスターを見て、「ABCの歌」を歌うノンタン。

ず〜っと前からそうなんですが、どうしても最後のところが、「♪コンチュー カーミング シィング ウィズ ミー♪」になっちゃうんですよ〜。

「♪昆虫〜 カーミング♪」ww  誘ってどうすんの〜ww
「ウォンチュー」でしょう〜!

 本人は、全くわからず、大きな声で歌っていました〜。wwwwwww

みんなとお風呂に入っているつもりのノンタン。このネズミは私も許せる...


2015年9月14日月曜日

ダブル☆ハッピーバースデー♡

今日、9月14日は、ノンタンと私の誕生日でした〜。

あれから3年、本当に早いものです。

赤ちゃんがお家にやって来るというのは、どこでも同じでしょうが、なんか特別な感じがしますよね。

しかも、11年ぶりの高齢出産だったものですから、尚更そんな思いを抱きながら過ごした3年でした。

が、早いもので、もう赤ちゃんじゃない!

まだ、上二人に比べると、断然小ちゃいですが、ベビーカーに乗る事も無くなり、幼稚園のお迎いなどで、一緒に来ている赤ちゃんを見ると、「わぁ〜♡」と、あの頃が懐かしくなったりします。

子供の成長は、本当は喜ぶべきなのですが、小さい頃の写真を見ては、ポニョポニョの赤ちゃんの頃を、何とも言えない感じで懐かしみ、ずしんっと重くなったノンタンを抱っこしては、大きくなったなぁ〜と寂しい感も半分あったりするのでした・・・

去年の誕生日以来、ケーキのろうそくを消すのにハマってしまったノンタン。

ハーッピーバースデーの歌でも、「♪ハッピーバースデー ディア ノンタンとママ〜♪」
になるので、それが当たり前だと思って、たまに違う人をペアにして歌ったりしています。

今日からお兄ちゃんがお泊まりでいないため、一日早く家族揃ってケーキを食べたのですが、本番だと言うのに、どうしても「♪ノンタンとパパ〜♪」にしたい様で・・・

そして、ケーキに二人の名前が書いてあり、パパが「何て書いてあるの?」と聞いて、教えてもらうと、はじめて私の名前を知ったようです。ww

そんなものですよね。本に出て来る「お父さん/お母さん」というのも、「パパ/ママ」とは、違うものだと思っているようで・・・

こちらにいるから、よけいにしっくり来ないのかな?

今日は、幼稚園用にガトーショコラを焼いて持って行き、みんなに祝ってもらったようです。

もちろん、ろうそくも持って行きました。

帰って来ると、「♪ジョワイユ〜アニバーサリ〜♪」みたいな感じで、フランス語で歌って帰ってきました。子供は覚えるのが早いですね。

最近、朝になると「幼稚園、行く?」とか「幼稚園、行かない!」とか言ったりして、未だに揺れるおとめ座ノンタンのココロパイですが、少しずつ思い出を作って、慣れて行ってくれると良いなぁと願っている、同じく今日一つ歳をとってしまったママでした。







2015年9月11日金曜日

ジェネレーション☆ギャップ

今日は、ノンタンの幼稚園の学級懇談会がありました。

開始時間は、夕方6時から。子供を連れて来る事はNG。

これは、珍しい事ではありません。

ですから、半分くらいは、お父さんだったりします。

今回は、ノンタンをでこぼこ兄妹の上二人に預け、私も主人と一緒に出席しようと思っていたのですが、出かけるちょっと前に、お昼寝から起きてきたので、ご機嫌斜め・・・

今回は?主人一人で行きました。

帰ってきて、開口一番 「ジェネレーションギャップを感じるよ〜・・・」と。

「そりゃそーでしょ・・・」と心の中で思うも、耳を傾けてみると・・・

見るからに若い感じのご夫婦で、エルメスのベルトをビシッと決めてはいるのですが、遅れて入ってくるなり、「あれ?私たちの事待っていてくれなかったの〜?! 後一時間ぐらいはやるんでしょ〜?」と冗談を言ったそうで。

これは、若いも何もない、みんなシラ〜っとしてしまったそうですが、「若い人は、礼儀知らずだよね〜」みたいなことを語っていました。

そー言う事を語ること自体、歳を取った証拠なんてよく言いますが、そんな私もたま〜二思ってしまったり。

今、自分を振り返ってみると、「あの対応は若かったなぁ〜」なんて思ってしまう事も、しばしば。

ブランド物も、長男が生まれた直後はたくさん欲しくなったりして、一生懸命買っていました。ww

う〜んんん、アラフォーはよく聞くけど、アラフィフは・・・

でもきっと、アラサーが多いんだろうな。

私は今、どこにも所属しませんがww

来年の夏は、お兄ちゃんが通っていた日本の幼稚園が、制服諸々貸して下さるというので、体験入学する予定です。

13年ぶりに、また通える事になった幼稚園。先生方もみんな一緒で、私もうれしい!

ジェネレーションギャップと嘆く前に、みんなからたくさんのエキスをもらちゃって、これから先のノンタンのママ達とも、いい思い出が出来るように「がんばろう!」と思うのでした。

P.S 13年前の写真でも探そうとパソコン内を見たが、見つからない!
そう、その頃はまだフイルム。大好きだった生活発表会の映像も、思い出に買ったのだけど、ビデオ・・・こんなところからも、ジェネレーションギャップを感じちゃいました〜!

この園舎も今はありません・・・来年は新しいのをご紹介しま〜す!






2015年9月4日金曜日

涙のわけ・・・

幼稚園3日目。

どちらかと言うと緊張気味ではあったけど、泣かずに頑張れたノンタン。昨日の朝も、すんなりと行けたので、今日も大丈夫だろうと、お迎えに行くと・・・

あれぇ〜?泣いてる〜!

「ママ〜!ママ〜!」と言って泣いて出て来たのです。

お迎えの時は、セキュリティーの問題からか、先生に連れられてこられて、お母さん達は、門の外で待ちます。

いつもは、ベテランと見受けられる担任の先生が、連れて来てくれるのですが、昨日は違う先生と一緒でした。

なんで泣いているのか尋ねても、「う〜ん?最初はみんな泣くから・・・」と、よくわからない様子。

直接聞いて見ると、「もっと食べたかった〜〜〜〜〜!」とノンタン。

私:「???・・・何が?」
ノンタン:「バナナ、もっと食べたかったの〜〜〜〜!」

もしかして、給食の途中で出て来てしまったのか?

でも、1時過ぎで、他の子はみんなお昼寝タイム。たぶんそれは無いはず・・・
どうやら給食の時に思うように行かなかったみたいなのです。

1クラス28人。先生と補助の方もいますが、保育園の時より倍近くの人数ですし、まだはじまって3日目。泣いている子たくさんいるので、丁寧に見てもらうまでいかないのでしょう。

家についてからは、買ってあったバナナを見つけ、満足そうに食べていました。

もうすぐ3歳の子の言う事ですから、これが本当の理由だか分かりませんが・・・

そして、今日。さあ行きましょう!という時、「ノンタン、幼稚園行かない!」と言うのです。

「えぇ”〜!」ここへ来てまさかの登園拒否。なんで?バナナが食べれなかったから?

よくわからないけど、「ダメだよ!行かないもん!」と強気。

確かに嫌がっていますが、「すべり台する〜!」とも言っていて、揺れるおとめ座ノンタンの心・・・どうにか幼稚園に着き、抱っこをしてお教室まで。

もう泣いてはいませんが・・・中庭のすべり台を見て「ワァ〜♡」と喜んでいたのでホッと。



上着とリュックを掛ける時、そこに貼ってある自分の顔写真を見て、喜ぶノンタン。。初日に証明写真の機械で撮ったら、椅子の高さを調節している間に機嫌が悪くなり、大泣きし泣き顔に。自分でも気に入らなかったのか、次の日幼稚園の帰りに「また写真撮る〜!パパごめんね♡」と言って撮り直した普通の顔に、先生が貼り替えてくれていたのです。

撮り直しても、これ。ちっちゃい子にはむずかし〜い(≧∇≦)

そして、先生にごあいさつをしに行くと、ボンジュールとは言いませんが、ボディーランゲージで近寄り、ユニクロのオニュウのワンピースの裾を広げて、可愛いと言ってもらおうとアピールしはじめたのです。

私も思わずクスクス。

ちゃ〜んと、「可愛いね♡」と言ってもらっていました。

ユニクロのワンピースでピースww

やっぱり、言葉が違うから不安もあるんでしょうね。それなのに、必死に自分を売り込もうとするノンタンの前向きさに感動しました。ww 偉いね♡

お迎えに行った時はニコニコ笑顔で走ってきましたが、担任の先生が、「今日はたくさん泣いたので、抱っこしてた」と・・・

意外と初日は緊張していて、そう言う事もあるとの事。「良くあるので、少しずつ、心配ないで」と言ってもらいました。

涙のわけは、バナナだけじゃなかったような?複雑なおとめ座ノンタンのココロパイ。

少しずつ頑張ろうね♡ 

初登園の前日に、たまたま行ったお店で、ぎりぎり買ったリュック




2015年9月3日木曜日

もしかして天才?

「行かない!行かない!」を連発している長男を、昨日は寄宿舎生活を終え、お迎えに行く日でした。

普段でしたら、その脚でピアノを習いに行くのですが、昨日はレッスンが無く、長女だけがフランス語があったので、幼稚園を終えたノンタンと長男は主人が、長女には、私が同行しました。

先週長男の学校に行った際に、もう一人の担当者、エリックから声をかけられ、「シュウトは、楽譜を読める?」と聞かれました。

「いいえ、読めないけど、音符を色で理解する事は出来る」と答えました。

このブログを書きはじめた頃に、「ピアノセラピー」と題した記事でもご紹介しましたが、画を描く事によって、色も大好きな彼にとっては、ぴったりの覚え方です。

エリックも理解していた音名の色、万国共通?

今学期からピアノをやって行きたいからというので、レッスンで使っているテキストを参考に見せると約束しました。

そして昨日、迎えに行った主人に持って行ってもらい、色々話をしたところ、「シュウトの画は、何か楽譜のようなものを表しているんじゃないか?!」と思うと、言ったらしいのです。

「えっ!ってことは、絵を描きながら作曲してるってこと〜!!!」。

私も主人も、楽譜から音楽を読み取れないので、今までそんな風に思った事はありませんし、それを隣で聞いていたもう一人の担当者ジェロームも、「ポカ〜ン?」と聞いていたようです。説明されて行くうちに、なんだか「うんうん・・・」と思えるようになって来たのですが、エリック云く、シュウトが描いているカラフルな色は、音名を表していて、「そ」だか「ろ」の字が、楽譜で表す「4分休符」に見えるというのです。さらに数字も、その時によって意味は異なりますが、楽譜にも出て来ます。

エリックは、ちょっと研究したいから、貸してくれないか?と言うので、預ける事にしたそうです。

ジェロームを「動」としたら、エリックは「静」な感じ。

いつも客観的に冷静に、シュウトの事を見てくれて、新しい発見をしてくれる彼です。

そして、流石フランス!何でもイマジネーションを大事にする感性。

さて、エリックの感は思わぬ才能を見破る事が出来るのか?!

どっちに転んでも、小さな事も大切に、感じてあげる想像力に感謝したいと思いました。

この中に、名曲は隠れているのか?






2015年9月1日火曜日

はじめての幼稚園

今日から、ノンタンは幼稚園です。

どうにか、トイレで用を足してくれるようになり、ちょっと一安心でしたが、はじめての場所というのは、大人でも緊張するものですから、ドキドキ感も交え、主人と3人で行きました。

主人も、ノンタンのはじめての幼稚園が、気になっていたのと、私の対応に不安だったのか、前日にオーストリアから1300㎞の距離を、一人で運転して帰って来ました。

無事に着いてくれて、めでたく幼稚園へ。

歩いて10分くらいの所ですが、お天気も悪く、時間に余裕も無かったので、、車で行くことに。

すると、保育園のとき同様、車がいっぱい!みんな当たり前のように路駐しています。

私たちも、ちょっとは慣れた場所に車を止め、歩いて行きました。



門の外には張り紙がしてあり、ノンタンはプチセクションのアプリコットクラス。



我が家の隣の奥さんに会い、ノンタンと同い年の息子ちゃんと同じクラスで、一番奥の教室だという事。

入口には、何名かの先生達が出迎えていてくれ、「ボンジュール!ボンジュール!」と。

中庭を通って、一番奥の教室にたどり着きました。

名前の貼ってある洋服掛けに、リュックと上着を掛け、そこに付いていた名札を首から下げます。

アナ雪ブームはどこもいっしょ。下にはミニオンも。


教室の入口は、父兄と子供達でいっぱい!抱っこされていて泣いている子、机に座っている子供の横で、何やら必死に説得している親などなどで、なかなか奥まで進めません。

ちょっとずつ奥へ奥へ脚を伸ばして行くと、机にはたくさんのおもちゃが用意され、ノンタンは日本の児童館を思い出したようでした。

早速、大きなドールハウスを見つけ、遊び始めようにもお人形さんが居ない・・・

椅子の脚にテニスボール、アイデアですね♡

キョロキョロ見回し、車を見つけ、そちらに乗り替えて遊んでいました。

とにかく、泣き叫ぶ子、なだめる先生と親でごった返し、どうしたらいいのか私たちも、オロオロ。



我が子が別れ際に「ギャーーーーーーーーー!」と叫ぶと、泣きそうになっているママもいました。

隣のクラスでは、見かねてドアを閉め、またもや「ギャーーーーーーーーーーっ!」ともの凄い叫び声。

一瞬、ここはどこか?と思ってしまいましたが、先生達は至って冷静。

毎年こんな感じなのでしょう。そのうち切りがないからと、少しずつ父兄を見送るようになり、だんだん静かになっていきました。

当のノンタンは、泣いている子を心配そうに見つめるも、目の前にあるおママゴトをし、やかんでお茶を注いでいましたww。

今回は、2年間の保育園が功を奏したと言えそうでしたが、幼稚園が壊れるくらい泣いた長女の事を思うと、泣いてしまっている子の親の気持ちが、痛いほど分かります。

別れ際には、こちらも後ろを振り向かないで、グッとこらえて退室しなければなりません。

中には、紙にパパとママとその女の子の絵を描いて、いつも一緒だよみたいな事を言っている、家族がいました。

 日本も同じだとは思いますが、共働きの家庭が多いフランスは、こうして家族で成長して行くんでしょうね。

そしてお迎えの時間、給食後までの午前保育なので、一時にまた二人で迎えに行くと、先生に手を引かれ出て来たのですが、私たちの顔を見るなり、今度は先生をリードしてニコニコ走って来ました。

今日の様子を聞くと、泣いていた子が多かったからか、「全然泣かないでいい子でしたよ。」と。本人も、あれしたの。これしたの。と楽しかった報告をしてくれたのですが・・・

家に帰って来てリュックを開けて見ると・・・・

「運」のついたパンツを、おみやげに持って帰ってきました〜!

あ”〜っ!やってしまったか、しかもいきなり「運」とは・・・

昨日出てないから心配してたんだけど、まぁ、初日に「運」が付き、縁起を担いだと思わずにはいられないのでした。

2015年8月30日日曜日

全てお見通し

 兄妹の中でも、木曜日から、一足早く学校が始った長男。

楽しい夏休みも終わり、フランスに戻って来たという事は、そろそろ学校と感じているようで、先週からまた、「行かない!行かない!」と言っています。

それでも、先週はお泊まりが無く、家に戻って来ていたので、慣れるためにはちょうどいい感じ。

バカンス前に、学校を早く休んでしまったため、新学期の送迎の件を確認したら、初日はちょっと分からないとの事。幸い、学校の長男の担当者で同じ町に住んでいて、しかも子供がノンタンと同じ保育園に通っているジェロームという男性が、子供を保育園に送ったあとに、家に寄って一緒に連れて行ってくれるというのです。

なんともありがたいこと。その日は、ノンタンも最後の保育園だったので、お言葉に甘えて、お願いしてしまいました。

長男の、ロッククライミングのセンスをスゴく勝ってくれている担当者さんで、今度大会に出場させるとまで言ってくれているのです。そんな彼ですが、自分の担当者であるというものは、立場的には上司のようなもの。

しかも、イエスかノーの二通りしかないでしか、答えを出さないこちらのお国柄、何よりも「ダメ!」という言葉が苦手な彼にとっては、ちょっときびしい感じもするでしょうね。

 「行かない!行かない!」と言ってくる度に、はじめは私も「まだお休みだよ。」「何曜日からだから、大丈夫だよ。」とカレンダーを見せては言っていたのですが、流石に前日になってからは、「明日は、ジェローム(担当者)が迎えに来てくれるって」と言うと、
いきなりオデコを掻き始め、軽い自傷行為をしました。

でも、やっぱり、当日はすんなりと階段を下りて来て、行く事が出来ました。

「ボンジュール!シュウト!」と言われて挨拶をするのですが、目は合わせず・・・

ジェロームも笑っていました。

そして私は、月曜日からのお泊まりの支度を、金曜日の長男が学校に行っているうちに仕上げて、車のトランクに入れておけば、洋服を隠される事もないだろうと、企んだのでありますが・・・

日曜日の今日、庭で洗濯を干していると、様子をうかがうように出て来た長男。

この間まで階段のしたにあったボストンバッグが無いのでおかしいと思ったのでしょう?

私の車のトランクを確認に来たようです。

鍵をかけているから、大丈夫と思ったのも束の間、どうやら鍵をかけ忘れていたみたいで、見つかってしまいました!(汗)

前にも使っていた手ですが、まさか見破られているとは・・・

そして、洗濯をしている間に中身の洋服を全部持ち出し、どこかへ、どこかへ持って行こうとしたので、ひとまず止め、長男が居なくなってからまとめて隠しておこうと思ったら・・・

な、無い!! また家の隅っこに放り投げているのでは?と見ても無い!

主人の書斎に居たからそこのどこかに?と思っても無い!

まさか庭の大きなゴミ箱に捨てちゃった?と思っても無い!

もう心当たりが無いので、長男に聞きに行くけど、教えてくれず・・・

どこに、やっちゃったのだろう???と、何気なく、私の隠し場所を開けて見ると・・・

なんと!入っているではありませんか!

いつの間に見破られていたんだろう?と思う反面、何も考えていないような顔をして、全てお見通しだったとは・・・何とも浅はかだった自分に笑っちゃいました。

周りの人からは、「な〜んでも分かってるんだよ。」とは、良くいわれるんですが、こんな事まで分かられていたとは、あっぱれです。

「行かない!行かない!」とは言っていますが、機嫌はいい長男。

新しい隠し場所を見つける前に、終わりにしてくれないかなぁ〜、このゲーム。


2015年8月29日土曜日

トイレトレーニング5

残すは、あと3日。

昨日の、棚ぼたは、一体なんだったのか?

「ノンタン!こんな演出いらないからぁ〜!」と言いたいくらい、今朝もトイレを拒否。

また、階段の2段目で、ダンスでもしているんだわぁ〜・・・

正確には9月1日の朝8時半までだから・・・

一日一善。一昨日は、トイレでおしっこ。昨日はトイレでうんち。だから、良いんだこれで!上出来!上出来!と、トイレを拒否するたびに、自分に言い聞かせていました。

今日は、保育園も無く、一日家に居れるので、朝からすっぽんぽんトレーニング。

おもらし2回して、お昼寝をし、起きた時にトイレに誘ったのですが、「行かない!」と言いつつも、そのままおむつの中で・・・

「あ〜っ!行かないって言ったのにおむつでしてる〜!」

その顔は、恐ろしくも、計算されていたようでした。

でも、ちょっとした罪悪感の顔のノンタン。

こんな姿を見て、長女がイライラし始め、「ママ!こんなんじゃダメだよ!どうすんの!」と、怒り出し。

「でも、昨日はウンチが出たし、焦ったってしょうがないよ。取り合えず一日一回は、良い事あるんだから・・・」

「まーちゃんだって、なぜか?ウンチは、パンツで。の時期が長かったんだから・・・どうしてトイレでしないの?って聞いて解決するもんじゃないのよね〜」と、答えると。

昔の事は知りません!という感じ。誰も分からないのであります・・・

もう、「成るようになれ」と言うよりは、私の思いは、「時の流れに身をまかせ」といった感じです。

 そして、夕方洗濯物を取り込んでいると、ノンタンの泣き声が!

そのあと家の中から「ママ〜!ママ〜!」と長女の叫び声・・・

行って見ると、今度はウンチをもらしてしまったようで・・・(涙)

しかも、じゅうたんの上に・・・(泣)

幸い、固形だったので大事に至らなかったのですが、これまたショック!

叱りはしませんでしたが、元気のない私。

そんな事の繰り返しで、改心してくれたのか、しばらくすると、「ノンタン、トイレ行く〜!」とやけに素直言い出すノンタン。

半信半疑で連れて行ってみると、「♪チョロチョロチョロ〜♪」と♡

久しぶりでもないのですが、苦の時期が長かったような気がして、またまた大々的に、高い高いのジャンプバージョンに、クルクルぶらんこ、たくさんのチューをして、最後はハイタッチ!一通りの喜びの儀式を済ませました。その中でも、クルクルぶらんこが気に入ったらしく、寝るまでにトイレに行く事3回。

「チョロッ」と出しては、クルクルやって♡ 「チョロッ」と出しては、クルクルやって♡とせがむものですから、もう大変。ノンタンの両脇を持って、クルクルクル〜ッ!!と遠心力を効かせて回すのも、左右一回転半ずつが限界。

「最後には、もうトイレいいよ〜!」と、喉まで出かかったのですが、すかさず横から長女が、「もうママ若くないんだからぁ〜!」の一言で、飲み込む事が出来ました。(汗)

それからのノンタン。今までのは何だったのか?というくらい、「ママ!トイレ〜!」と言って、素直に言ってくれるようになりました。

もう今日からは、すっぽんぽんじゃなく、夢のパンツマンです。

先の二人の子育ての経験から、「人間、神の子無限力」という言葉を教わりましたが、一連の出来事は、どうやら私の取り越し苦労で終わったようです。

「八百万の神」。やっぱり、人間にも、トイレにも神様はいらしたのですね。

あとは、幼稚園のトイレでしてくれる事を願って!

めでたし♡めでたし?

P.S そういえば、「トイレの神様」ありましたよね。いい歌だったなぁ〜♡

トイレトレーニングで格闘する長女とノンタン



2015年8月28日金曜日

トイレトレーニング4

残すは、あと4日。

昨日、めでたくトイレでおしっこをしてくれたノンタン。

ほっと、喜んで一夜明けた次の日の朝・・・

昨日の事が夢だったのか?と思うくらいに、再びトイレを拒否!

まぁ、シナリオどおり?楽あれば苦あり?

何となく予想はしていましたが、振り出しに戻りちょっとショック・・・

ノンタンが生まれて、また子育ての振り出しに戻った事は、嬉しかったのですが・・・

長男の時に聞いた話に、子供の成長は階段式が良いと。

坂道を駆け上るように一気に行くよりは、階段式が良いと。

それなら今は、踊り場で、ノンタンの好きなダンスでもしているのか・・・と思いたいところですが、時間がない!

夏休みの期間をフランス式に言えば、9月1日の朝8時半までは、夏休み。

もらってきたお手紙にそうは書いてあっても、日本人の私は、そんな考え方をした事はありませんが、今回ばかりは、9月1日の朝8時半まで!ちょっとでも時間を稼ぎたい気持ちでした。

朝からトイレに行ってくれないノンタンですが、今日は保育園最後の日。

昨日と同様、おむつを履かせて行かせました。

帰って来ると、おむつは濡れていて、またすっぽんぽんトレーニングの開始です。

トイレに行くのを嫌がって、そのままお昼寝に突入。

寝てから再びおむつをさせて、起きて見ると案の定、おむつの中で。

そして、お魚釣りゲームをしながら、おもらし・・・

おもらしの時は、決まって涙。どうやら、いけない事をしちゃったという気持ちは、あるようです。

そして、もじもじもしていたので、最後にもう一度、お願い!という思いで、寝る前のトイレに誘うと、意外にもおもらしをしちゃった後だったので、素直。

いつものように、ムギューっとハグしながら、「ノンちゃんのチョロチョロ聞きたいなぁ〜♡」と言ってみるのですが、それからがちょっと長い。でも、じーっと私にしがみついているので、私もじーっと待ってみると・・・

「・・・・・・・ボトンっ!!!」 えっ!なに?あれ?こっちですか?

まさかの「ボトンっ!!!」私もびっくり!

わぁ〜!すっご〜い!嬉しさより先に驚いちゃいましたけど、これで今日の事は全て帳消し!

なんだか、昨日もそうだったけど、棚からボトンっ餅ww。思いがけないプレゼントに、今夜も安眠できそうです♡

ノンタンのトイレトレーニングに、一喜一憂する私たちでした・・・






2015年8月27日木曜日

トイレトレーニング3

残り、あと5日。

ラストスパート!と思う反面、成るようになれ!と、3人目の余裕?というか、歳のせい?というか、半分半分の私なのですが・・・

あまりにも当たり前のように、トレーニングパンツを濡らし、「えへへ♡」と言っては、元気になってしまうノンタンを見て、今日はちょっと作戦変更をしてみようと思いました。

長女は日頃から、「ママは甘い!」と、私を非難します。

「そうだね〜、だから、まーちゃん(長女)みたいになっちゃったんだぁ〜。」と、ソファーにおしりがくっ付いてしまったのかと思うほど動かないで、動画ばかり見ている時は、こーやって、嫌みを言ってやります。

しかし、自分の子はきちんと育てるし、お利口であると、理想の高い長女は、ノンタンのトイレトレーニングにも積極的です。

彼女の中にも、もうタイムリミットであるという思いがあるからか、二人でトイレに閉じこもって、何やら説得をしているようで・・・

ノンタンがいかにも、もじもじしている時には、泣いてもトイレに座らせ、一生懸命に考えているようです。

YouTubeでしまじろうのトイレトレーニングの動画を探し、トイレに座らせながら見せようと、必死。

そんな彼女の一生懸命さに、昨日は私も一念発起!

そんな中、じーっと動画を見る割りには、トイレに行きたがらず、ずーっともじもじしているノンタン。

私も半分諦めながら、一緒に動画を見ていると・・・「すっぽんぽんトレーニング」というのがありました。

その名の通り、すっぽんぽんで過ごさせ、タイミングを見計らってトイレに連れて行くらしいのです。

前に、男の子のお母さんに、「すっぽんぽんにしてるといいよ。」と言われたことがあったのですが、「うちは女の子だし・・・」、せめて普通のパンツかなぁと思ったことがありましたが、「今回はそうも言ってられない!このおしっこは、漏らしても良いから、絶対にトイレでさせたい!」と強く思ったのです。

格闘する事30分以上。

「おしっこしたいけど、トイレはヤダ!でも、もれちゃう、どうしよう〜!」のノンタン。

半年前にトイレトレーニングを始めた時と、同じ様子でした。

その時はまだ2歳半だったし、見ていてかわいそうになってしまい、最終的には「おむつでしていいよ」とおむつを履かせてしまいましたが、流石に今回はビシッと言ってみようと思った矢先。「おっぺ〜!」と・・・

これはグッドタイミング!「トイレでおしっこしないと、おっぺあげない!」と言って、泣いているノンタンをトイレに座らせ、ハグしながら、「ここでしていいんだよ」と言うと・・・(これは、今までに何回かしています)

「♪チョロチョロチョロ〜♪」

「ヤッター!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

感動して泣いちゃうかも、と思うくらいうれしかったのですが、涙までは出ず。

でも、「オーバーに喜ばなくちゃ!」とのは頭にあったので、老体に鞭を打ち、高い高いのジャンプバージョンに、クルクルぶらんこ、たくさんのチューをして、最後はハイタッチ!あまりのママのハイテンションに、ちょっと笑っちゃったノンタンww

すっぽんぽんで、ちょっと冷たくなっちゃったおしりをさすって暖め、たくさん褒めてあげました。

これで、トイレトレーニング終了か?!

明日の朝、トイレに連れて行って、もう一回してくれたら、本物〜!

と、昨夜は、取り合えずホッとして、眠りにつく私たちでありましたzzzzzzzzzz

2015年8月26日水曜日

モード変更

 今日から、ノンタンは保育園に行き出しました。といっても、今日明日の二日だけ。

9月1日から晴れて、幼稚園生なので、最後の保育園という訳です。

バカンス前に、最後の週二日をどうするか聞かれ、慣らすためにも行かせようと、お願いしてあったのです。

着いて見ると、保育園は一足先に新学期を迎えていたようで、駐車場の車は満杯。こんなのはじめてでしたが、門の外に止める事になりました。

入口を入ると、クラス分けの紙が張ってありましたが、ノンタンは慣らしの参加だったので、前のクラスにお邪魔するという形に。

教室に行くまで、久しぶりだったからか、ちょっと私の脚にまとわりつきましたが、入ってしまって先生やお友達を見てからは、ぴょんぴょん飛び跳ねて、うれしい様子。

「また、迎えに来るね」と伝えた後は、上履きと靴下を脱ぎ始め、私の事を見ようともせず、遊びに行ってしまいました。

そして私は、近くのスーパーと八百屋さんへ買い出しに・・・

保育園までもそうでしたが、戻ってきてからはじめての外出。車の運転もはじめてでした。

久しぶりの自分の車の運転だけど、なんだかちょっと変?

家の前でもたもたしてしまいました。

「あれあれ?」前進しようとセレクトレバーをドライブに入れているつもりなのですが、進まない!

しかも、私の乗っている車はオートマなのですが、クリープ現象を防ぐために、アクセルを踏まないと発進しないようになっていますので、アクセルの踏みが甘いかなぁ?なんて思って、前のディスプレイを確認してみると、「R」(リバース)の文字が・・・

「あれ?入れ間違えてたのか?」と再度やってみるのに、リバースのまま・・・

という事は、逆?と入れ直すと、「1」(ロー)になり、前進してくれたのですが、なんだか「あれれ?」の感じが残ったままの私。

よく考えてみたら、日本で乗っていた車とセレクトレバーの入れ方が逆なのです。

この2ヶ月で無意識に身体にしみ込んでいたようですが、日本のリーフは、「P」「R」「N」「D」の順でなのか、ニュートラルより上だから?「R」に入れる時は、前方に押す感じにし、「D」の時は、手前に引く感じにするのですが、私が乗っているフランス車は、前進時は前方へ、後退時は手前へ引くという、そのままの感覚なので、間違ってしまったみたいなのです。

もう10年以上乗っている車なので、保育園から帰る時には、感覚が戻りましたが、久しぶりに焦ってしまいました。

その後は、右に曲がろうとうウィンカーを出したつもりがワイパー。

これは、買い物から帰る時もやってしまいました。

右側通行は、車に乗ってしまうと自然と自分が中央線よりに居るという感覚で大丈夫でしたが、日本に帰った時に、細い道や駐車場なんかでちょっと除けたつもりが右側に寄ってしまっていた。なんて事はありました・・・

明日からは長男の学校も始り、2〜3日前から「行かないの!行かないの!」の連発。

長女は今日、お友達と一緒に新学期のノートなどを買いに出かけました。

ノンタンも、この夏休みで日本語がと〜っても達者になってしまったので、みんなでモード変更です。

私も日本の軟水で、また大好きな温泉に毎日のように行って、ツルツル美肌になっていたのに、戻って来るなりガビガビお肌に変わりつつあります。(泣)

これも、しばらく続くと、お肌もスパルタに慣れてきて、見慣れたものに・・・

でも、やっぱり水仕事の多い手は、乾燥が早く、すぐクリーム塗りたくなっちゃいます。

いずれにせよ、一番のモード変更は、ノンタンの幼稚園入園!

おむつが取れているのが条件なのに、実は、まだ・・・・・・・・・・・・・

ラストスパート! 一か八か!

ノンタンが、幼稚園から呼び出されないように・・・

神様〜!お願いしま〜す!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!





2015年8月25日火曜日

早起きは三文の得

 金曜日の夜にフランスに着いてから、若干の時差ボケがあります。

それも、いい感じに♡

なんと早寝、早起き!普段なかなかしたくても出来ない、この早寝早起き。

まだ夏休みだというのに、ノンタンに起こされ、昨日・一昨日は朝6時。

今日なんか、朝4時に起きてしまいました。

朝6時なんか早くないという方もお有りでしょうが、普段7時に目覚ましをかけて、7時半過ぎに起きてくる私にとっては、6時から家事をしはじめる事は、「早起きは三文の得」と言っても過言ではないのであります。

それが、4時に起きた日には!

一日が長〜い!得した気分です♡

この4時起きは、私の場合、テスト勉強でもない限り、無い感じ。

7時過ぎに起きてきた娘も、同じ事を言っていました。ww

今は、帰ってきた荷物を片付けるのが、私の仕事ですから、せっせと片付け・・・

久しぶりに戻ると、家の中の物をの見る目が変わっていて、断捨離がしやすくなっている〜!買ってきた物をしまいながら、そのままクローゼットの整理なんかもしちゃいました。

ノンタンの服も、バカンス前に来ていた物が、ちっちゃく見えたりして・・・

その他、食器棚の離乳食用のお皿やカトラリー。

頂いたけど、上からジャーっとシャワーをかけちゃうため、使っていないシャンプーハットなどなど、春に4人目が生まれたママ友にあげようと、集めて見ると意外にも袋に一杯!

お兄ちゃんも、美味しい焼き肉のお陰か、胸板が厚くなり、この夏ワンサイズアップ!

いつもお古をもらってくれる兄弟に、今回の帰りの飛行機で、偶然にもばったり会い!

元々体格のいい男の子たちなので、早くしないとこっちがお古をもらう事になっちゃうと焦り・・・

子供たちの学校がはじまったら、早速届けに行こうと思いました。

庭のクレマチスは、隣のバラにしつこく絡み付き、ぼうぼう過ぎて、絡まったバラの姿も見えないほどに・・・

前の住人の方が植えて行ったのですが、夏のクレマチスは元気すぎる〜!

絡まったバラごと、剪定してしまいました。

まだまだ、片付いてはいないのですが、このいい感じの時差ボケに肖って、このまま早寝早起きができますように・・・と思い改めようと誓うのでした。





2015年8月24日月曜日

手荷物検査

 21日の夜に、2ヶ月弱いた日本から、フランスに戻って来ました。

石垣島に行く時に、羽田空港まで通常の3倍時間を費やしてしまったので、今回はそれより遠い成田という事もあって、下調べをして、遠回りでも渋滞を回避する作戦にでたところ、順調に行く事が出来ました。

時間がある時はいつも、空港内のレストランで食事をします。

飛行機が見えるレストランで、いつもお決まりの所なのですが、去年・一昨年と実家が電気自動車に変えてしまってからは、成田までは微妙な距離のため、羽田空港を使っていたので、このレストランも久しぶりでした。

そして、時間に余裕もあったので、のんびり出来て、いざ出国という時に!

荷物を検査機に通した所、一個だけ中身を開けるように言われました。

「缶の物ありますか?」と聞かれたのですが、だいぶ前に荷造りをしたので、見ないとわからない私。

すると、赤い丸い缶が出てきました。長男のラーメンのスープを作る時に使う、高級中華スープの素、「ウェイパァ」ー です。

じーっと、後ろの原材料名を確認している係の方。

これは、ペースト状で500gなため、ダメだそうで・・・

100gまでは、ジップロックに入れて認められているのは知っていたのですが、このウェイパァーは500gだからダメだそうです。

この間もクイズ番組で、「何がダメ、これは良い」なんてやっていましたが、まさかウェイパァーが捕まるとは・・・

解けたら液体になる物はダメと思ってたけど、これは想定外でした。

その他にカレーのルーもたくさん入れていたのですが、こちらはOK。

私には、同じ物のように感じるのですが・・・

念のために質問して見ると、ルーは大丈夫だけれども、レトルトのカレーはダメだそうで。

「うん、それは分かるわ〜。」でも、余計なことを言って大事なルーも捕られてしまったら困るので、去年買い過ぎてまだ在庫があったウェイパァーに、犠牲になってもらいました。

でも、今年のスーパーでの買い物で感じた事。消費税が上がったからか、本当に去年より、色々と値段が高くなっています。

捨てられてしまうのも納得がいかないので、急いで母に電話。電気自動車の充電中だった事もあり、呼び止める事が出来て、無事に引き取ってもらえました。

よく、化粧品を没収されてしまう話しは聞いていたので、気を付けていましたが、今回は勉強になりました。

それにしても、石垣島に行ったときの国内線とは、雲泥の差。

ペットボトルを持ち込める、国内線の甘さに、びっくりしたのですが・・・

そういえばひとつだけ・・・
この時も、荷物検査の時に、一言質問されたのでした。

それは、長男のリュックサックを通したときの事。係の方が目をまん丸にして、食い入るようにモニターを見て、考えた後に、「う〜ん?たくさんのペンが入ってますか?」と。

日本人学校に通っている時に持って行っていたように、半端じゃないペンの数に、思わず係の人もびっくりしたようで。

その後、「花火は〜、入ってませんよね?」と聞かれたので、「ハイ!」と答えると、「それなら大丈夫です。」と言って頂きました。

細長い物がいっぱいで、何事かと思ったのでしょうね。

でも、そういえば、このペンに関しては、国際線では一度も聞かれた事がありません。ww

これが、没収されたら、もっと大変だぁ〜!


2015年8月9日日曜日

でこぼこin石垣島4

 石垣島旅行も4日目。明日はもう、飛行機に乗るだけなので、満喫出来るのは、今日が最終日となりました。

午前中に竹富島行きのフェリーに乗り、着いてからはレンタサイクルで、ビーチまで行く予定を立てました。

ノンタンが生まれてからの家族サイクリングは、はじめて。

フランスは、日曜・祭日などはお店などが閉まっているため、家族でサイクリングをしたりする事はよくある事で、5年位前に私の母も一緒に、ベルサイユでやったのが最後だったような気がします。

そして、フェリーに乗って10分。竹富島に到着です。

島は島でもだいぶのんびりした雰囲気。レンタサイクルを借りて、コンドイ浜までサイクリングで行きました。白い砂浜に遠浅の海岸で最高だったのですが、なまこがいっぱい!

広く穏やかな海なのに、かなりの量のなまこだったので、海の中を移動するたびに踏んでしまって、かなり必死の長女。一つのところでじっとしているばかりでした。

そんなこともあり、ちょっと早めに引き上げる事に・・・

待ちに待ったパラグライダーもあったので、さほど残念な様子はなかったようです。

でもそのパラグライダー。風が強くて出来ない事もあるので、2時間前に連絡が来るとの事。その時は、もしかしたらダメかもしれないと言われたのですが、取り合えず行ってみる事に。

長男はいつもの如く、「行かない!行かない!」と言っていたのですが、現場を見たら気持ちが変わるのではとの思いもあり、やっぱり行ってみる事に・・・

黒い雲が来たり、遠くに竜巻が見えたりして、あまり高くは飛べないけど、最終的に飛行可能のお返事を頂き 、いざ飛ぶ事になりました!

ヘルメットをして、プロペラエンジンを背負ったインストラクターの方と一緒に、空へと飛び立つ時は、もう既にやる気になっていた長男。笑顔で旅立って行きました。

飛行機とは違って遮るものがないので、360℃のパノラマビュー。

絶叫系の乗り物が好きな二人なので、見てる方は怖いのですが、満面の笑み。

とっても楽しそうでうれしそうでした。

長女云く、風を感じながら美しい景色を見る事が出来、その上自由になった感じは最高だったそうです。

色々あって、全て行き当たりばったりの旅行でしたが、毎日上手く過ごす事が出来、思い出に残る旅行となり、ホッと一安心のパパとママでした。








2015年8月4日火曜日

でこぼこin石垣島3

 なんとか、2日目も無事終え、3日目にはどうにか長女も同行出来るように…

今日は、川平湾に行った後、米原ビーチでシュノーケルをする予定だったので、車で出かける事にしました。

川平湾は、日本百景のひとつで、全国で8カ所しかない国指定名勝地です。沖縄県内でも、唯一選ばれている場所らしく、海の色が刻々と変わるシーンは感動的で、島の人もイチオシのスポットらしいのです。

グラスボートで珊瑚礁を見るのがおすすめらしいのですが、長女も本調子ではなかったようなので、私たちは足をぴちゃぴちゃ、記念撮影をしてその場を後にしました。

川平湾で

そして次の目的地、「米原ビーチ」でシュノーケリング。地元の方にすすめて頂いた場所なのですが、本来、遊泳危険区域らしく、ライフジャケットを着用して、いざ海へ!

子供の時以来だったので、いまいち感覚を取り戻せなかった私・・・

しかし、ふと後ろを見ると、バタバタと泳いで楽しんでいる人を発見!

よく見ると、さっきまでグロッキー気味だった、長女ではありませんか!!!

どこで、シュノーケルを覚えたのか?初めてだと思うのですが、早速マスターし、しかも泳いで、誰より先に楽しんでいる長女。

水に放してもらった魚のごとく、長女も水に浸かったら元気になったようで・・・
それともフランス流に、熱が出た時は、水風呂に入るというのが適していたのか・・・

理由はさておき、シュノーケリングを機に、すっかり調子を取り戻したようで、本当によかったです。

そして私は、シュノーケルより、ノンタン用に貸してもらった、箱メガネの方が断然快適で、魚を探しておりました。

青い魚、白い魚、黄色い魚。みんなきれい!

しかも、海の温度はぬるま湯に近い温度で、ずーっと入っていても、身体が冷えるような感じではなく、ついつい長居をしてしまいました。

もっとやっていたい感じはあったのですが、お腹の虫には勝てず、遅めの昼食をとるため街へ。

そこで、前々から気になっていた、パラグライダーでの空中散歩の件を、持ちかけると・・・

私も主人も、絶叫系が苦手なため、もちろん子供達になのですが、元気になった長女が即答で「やりたい!」と。

イルカも興味があったみたいですが、ここは兄妹一緒に出来るものを選んだ方が効率的なので、ダメもとで電話をしてみると、最終の4時に予約を入れる事が出来ました。

最終日4日目は、竹富島にいく予定をしていたので、時間的にもOK。これまたラッキーな結果となりました。

そして夕食は、ホテルに隣接している居酒屋へ。

家族で居酒屋は初めてでしたが、お刺身が食べたい長女に、苦手な長男。色々なものが頼めるには、持って来いでした。

時期的に、メニュー一面にうなぎがバァ〜ン!と載っていたので、私はうな重に決めていたのですが・・・

珍しく、何年ぶりかに長男が食べたがりました。ちゃんと食べるか半信半疑だったのと、お値段も良かったので、一つだけしか頼みませんでした。というのも、主人はうなぎが苦手なため、もしもの時にはもったいないこともあり・・・

そしたら、まさかの完食!私の口に入る事はありませんでした。(涙)

でも、また色々なものが食べられるようになってくれたのは、うれしので許しちゃいます。

残すは、あと一日。お腹もいっぱになったし、明日の竹富島とパラグライダーのため、早めに休む事にしたのでした・・・

米原ビーチで。





2015年7月31日金曜日

でこぼこin石垣島2

24日から、家族で来ている、石垣島旅行。幸い、沖縄本島直撃の台風の影響は間逃れて、無事に着くことが出来たのですが…

初日、二日目と、熱をだしてしまった長女・・・

病院で待っている間も辛そうでしたが、身体をさすったり、あおいであげるくらいしか出来なかった私。それでも、少しの間横になって落ち着いた時には、長女に悪いなと思いながらも、病院を確認するために持ってきた地元の情報誌を見て、ちゃっかり目星いところをチェックしていました。

その中に、「イルカとふれあえる体験型施設」という記事を発見!

6〜7年ほど前に、フランスでも体験してみようと、ツアーに参加したのですが、残念ながら会う事が出来ず・・・

日本から帰国した次の日からの南仏旅行。しかも苦手な船で野生のイルカに会うものですから、当然保証はなし。酔い止めの薬を飲んだのに 、ほとんど効かず、グロッキーになって、ずーっと船で寝ていた私には、石垣島のイルカの話しは興味深いものでした。

と言っても、イルカとふれあわせたいなぁ〜と思うのは長男にでして・・・

何故なら以前、イルカの超音波が自閉症の子には良いと言う話を聞いた事があったからなのです。

イルカセラピーとはいかなくても、前回のリベンジも兼ねて、是非参加させてあげたいなぁと思って見ていました。

そして病院が終わったら、主人に相談しようと思っていたのに、すっかり忘れてしまった私。すると、どうやら主人も同じ事を思っていたらしく、その話しを持ちかけてきてくれたのです。

「あっ、そうそう!私も思ってたの!」と正に以心伝心だった事を告げ、早速電話をしてみると、30分後にちょうど空きがあり、始るとの事。

幸い、ホテルから車で5分のところだったので、直ぐに用意をし、主人と長男で出発!

そして、トントン拍子の事の運びに、ちょっとビックリの私でした・・・

今回は飼育イルカなので、ウェットスーツを着て、シュノーケルに脚ヒレをしてのイルカとのふれあい。初めてなのに、「初めてですか?」とビックリされるくらい、上手に状態を保つ事が出来たようで、インストラクターの方からお褒めの言葉を頂いた長男。

それもあってか、とっても、有意義な時間を過ごす事が出来たようです♡

後で聞いてみると、これは偶然空いていたようで・・・

沖縄本島からのお客さんの予約が、台風のためキャンセルになり、本来ならイルカ2頭に10人位の人達といっしょに泳いだりするところを、

な、な、なんと!今回は、2匹対一人!正に「両手に花!」状態の長男!

「両手に尾びれ」状態で泳げちゃったのです。実際は、難しくてなかなか実行出来なかったみたいですが、何ともラッキーな男。

長女の熱で、どうなる事やらと心配した旅行も、二日目にしてまさかの収穫に安堵の主人と私。私が病院に行っている間は、お兄ちゃんと一緒にホテルのプールで過ごせたノンタン。とても気に入って。なかなか出なかったようです。

そして未だにお昼寝をするノンタンは、お兄ちゃんがイルカに行っている間は、ちょうどお昼寝タイム。

でこぼこ兄妹だから、これで良いのです。(笑)

以心伝心の夫婦の案に、偶然は必然?のイルカとのふれあい。

感謝の石垣島旅行、二日目でした。


イルカとチュー♡


両手にイルカ


2015年7月28日火曜日

でこぼこin石垣島

 7月24日から28日まで、石垣島に家族旅行に出掛けました。

ノンタンが生まれてからの家族旅行は、今回がはじめて。しかも、南の楽園とあって、とっても楽しみにしていました。

フランス人は、バカンスの旅行のために働いていると言っても、過言ではない程… 特に夏のバカンスは、みんな日焼けをして、充実した夏休みを過ごした事をアピール。小麦色に焼けた肌とシミは、ステイタスの象徴となっています。

そんなフランス人の友達を持っている長女は、「うちも家族旅行をしたい!」とずーっと言っていました。

昔はよく行ったのですが、長女が現地校に行ってからは、日本人学校との休みが合わなくて、しばらくは日本の一時帰国だけとなっていました。

ヨーロッパの旅行ではありませんが、沖縄の青い空と海には、とてもとても憧れていたので、それよりも400キロ離れた石垣島は、海外旅行と同じ位の気持ちでいました。

飛行機から見える景色も、ユーラシア大陸の上を通っているのとは全く違い、島の周りに広がる海は、窓辺から見ても感動でした!

そんな感動的な旅行にも、ハラハラさせられる一幕が…

空いていれば、車で50分程で着く羽田まで、首都高の入口が混んでいて、3時間近くかかってしまい…幸い国際線の感覚で出発の2時間前に着くように計算していたので、45分前に到着し、無事に乗る事が出来ましたが、全く動かない渋滞に久しぶりにドキドキしてしまいました。

そんな車中で、時々「喉が痛い!」と言う長女。そう言えば、朝も言ってたかも…
バタバタしていたので、「うがいしなさい。」くらいしか言えませんでしたが…

石垣島に着いた夕方から、近くのビーチへ行ったのですが、30分位海に入ってから、なんかクラクラすると言って、浜に上がってしまった長女。荷物番も兼ねて誰か一人が居たのですが、せっかく来た石垣の海なので、交代してあげようと思い誘っても、「今日はもういい」と…

そして、何やら今度は「寒い!」と・・・

心配になったので、食事の前に薬を買う事にしました。お腹も空いていたし、食べたら元 気になるかもしれないと、食後に薬を飲み、栄養補給のドリンクも飲んで眠りにつき、これで良くなると思っていたら、夜になって熱が39度以上になり、びっ くり。

うちの子供たちは、滅多に熱を出したりしないので、長女も39度の高熱は3回目くらいです。

もう身体は大きいので、高熱が出たために、全身が痛かったようです。

せっかくの石垣島の旅行なので、早く治して少しでも楽しめたらと思い、今日は土曜日でしたが緊急の外来を受診して来ました。

待っている間もとても辛そうでしたが、2時間待って薬をもらい、その日はホテルで休みました。

長女の一言で、計画した今回の旅行。早く治って、楽しんでもらわないと、なんだか残念な感じ・・・

イベントに弱い、私の父に似たのか? 早く治ってもらう事を祈る初日と二日目でした。