2016年1月19日火曜日

あっ!ネコバス〜!

 ここ2〜3年、パリ近郊でも雪が見られないほど、暖冬が続いています。しかし、日曜日には、久しぶりに雪がチラッと散ら着き、薄らと白くなりました。

日本ではここのところ毎年、関東地方にも雪が積もり、大変な様子をニュースで目にします。私の実家の近くのスーパーも、2年前の大雪で屋根が潰れ、ずーっと営業停止。去年の夏に帰国した時には、新しく建設中で、そこの垂れ幕には「もう雪に負けない!」なんて書いてありました。

こちらフランスでも、雪掻きをしたのと、門が凍って開かなくなったのは、ノンタンが生まれた年に3回ほど。それ以来、ご無沙汰していますが 、先週末からは、毎朝マイナスの気温の日が続いています。

ノンタンも私も、帽子・マフラー・手袋の3点セットで防寒し、幼稚園まで歩いています。

今日のお迎えは、車で行ったので、3点セットはして行かなかったのですが、甘かった〜。車のハンドルは冷たく手はかじかみ、外の風に当れば耳は冷たく、痛かった〜。

「早く車に行こう〜!」と、まだ幼稚園の敷地内を歩いていたその時、「あっ!ネコバス〜!」とノンタン。

「そりゃぁ、あるでしょ。幼稚園なんだから。」と一瞬、頭を過りましたが、そう言えばここはフランス。「あっ、ホントだ〜!」って、私も思わず喜んだのですが、もしかして似てるだけ?偽物?かもと思い、よく見てみると「やっぱり上にネズミが付いているし〜、顔も似てるし〜・・・」、ネコバスと確信し、ついついシャッターを切ったのでした。

窓に描かれた「ネコバス」

フランスでもジブリの映画は人気で、DVDも日本より安く、しかもちゃんと日本語も入っているので、ほとんどはこちらで買っていますが、幼稚園の窓にトトロが書かれているのは、はじめて見ました。

こちらの幼稚園も日本の幼稚園のように、とても可愛く窓に飾り付けがされていますが、アニメなどを起用しているのは珍しいかと・・・

やっぱり、日本のアニメは人気なのですね。ちょっと、鼻が高い感じでした♡

そのあと、でもなぜ脇役の「ネコバス」だけ?と思い、辺りを見渡すと、今度はまっくろくろすけを発見!
その後、「まっくろくろすけ」らしき者を発見!

これで、「まっくろくろすけ」と確信


じゃあ、肝心のトトロは?その横にまがい物っぽい、グレーの生き物???
私の嫌いなただのネズミとカラスかと思いきや、長女云く「千と千尋〜」のキャラクターだそう!


「これ、違うね〜」。やっぱり、ネコバスじゃなかったのかな?と、門を出た時、反対側の窓にトトロを発見!やっぱり、トトロだったんだね♡ 


道路に面した窓に、「トトロ」を発見♡


なんだかホッとして、うれしくなって、またまた鼻が高くなっちゃいました〜。

そう言えば、10年くらい前になるかな・・・

長男のために、家でのテレビを一切やめていた時期が何年かありました。どうしても、ビデオに頼りがちになり、しかも繰り返し視聴を好む長男。1歳前から続けていた事もあり、輪をかけて自閉的傾向を作りやすいと言う事もあって、やめていたのです。主人も仕事で留守がちで、休みの日を持て余していた私は、たまの映画ならいいかなと思い、二人が大好きなだったトトロを、パリの小さな映画館に見に行ったのを思い出しました。 確か、クリスマスイブだったような気がします。

小さな映画館に、熟年カップルと私たち3人。それもちょっと寂しいのですが、日本語で久しぶりに会えたトトロの仲間たちに、ほっこりした時間でした。

今でも、ノンタンがトトロはよく見ます。フランス語で見るように勧めるのですが、横で見ている私も「やっぱり日本語だよなぁ」と、なんだかしっくり来ない感じでいます。

そして長男も、未だに進行形で好きなよう・・・

車を走らせている時に、広〜いフランスの平野に、高圧線が貼り巡られているのを見ると、必ず「ネコバス・・・」と、言います。そして、「ホントだね。ネコバス、こういう所走ってたよね。」と会話します。
 私も、ジブリの中で一番好きな映画が、「となりのトトロ」。

こんな近くで会えたなんて、今日はちょっとうれしかったです。



P.S  次の日、ネコバスのぬいぐるみを見せる〜!」って、持って行ったノンタン。そのせいか?帰りに見てみると、色が塗られていました♡






2016年1月15日金曜日

こっちに居るからチャレンジする事③

  年が明けてから既に2週間が過ぎ、子供達は4日から学校が始って、もう2サイクルを終えました。 そんな中、私は、相変らずはの〜んびり・・・遅くなりましたが、みなさま、今年もどうぞよろしくお願い致します。

田舎暮らしにどっぷりはまり、毎日の〜んびり暮らしている私にも、12月はそれなりに師走がやって来ました。

帰国してしまうママ友を誘い、また誘われ、パリまでプライベートセールに出かけたり、ランチをしたり。ミュンヘンに家族旅行にも行き。その後は、長男の友人2家族を招いて、年末にパーティーを2回。そのうち1回は、大晦日に紅白を一緒に見て盛り上がりました。それから、その1家族のご主人がシェフをしている、フランス料理のレストランへ、ベルギーからのもう1家族に便乗して、一緒にディナーを楽しみました。

もちろん子供達は、はじめてのフランス料理デビュー。普段、外食が少ない我が家。しかも行くとなったら、かばの絵がトレードマークのファミリーレストランがお決まりなのに、フランス料理なんてハードルが高すぎる!しかし、暖かいシェフのお心遣いとオシャレな盛りつけとお味に、感動の連発!偏食気味の長男と、ノンタンには特別メニュー。私も安心して楽しむ事が出来ました。

お正月は、主人がおせち料理が好きではないので、敢えて作りませんでしたが・・・
デザートは、日本ぽさを意識して、小豆を茹で「どら焼き」と「ういろう」を作ってみました。

「どら焼き」は3回目くらい。生地にお醤油とみりんを入れるのがミソだと、私は思います。

そして、「ういろう」は、5回目くらいかな。子供の頃に良く頂いて、大好物だっただけに、自分で作れると知った時は、とってもびっくり! パリにいた頃にママ友に教えてもらってから、たまに作るようになりました。しかも材料は、基本、小麦粉とお砂糖とお水をレンジでチンだけ!そこに、片栗粉や上新粉、米粉などで食感をアレンジしたり、抹茶や柚子ジャム、小豆などで色々な味にする事も出来ます。

「どら焼き」も「ういろう」も買ったら結構良いお値段。それでも、日本に居たら作っているかなぁ〜・・・なんて。

やっぱり、こっちに居るからチャレンジするのかもしれません。 f^_^;)