2015年9月20日日曜日

カワイイ間違い♡4

夏休み中に、急に言葉が増えたノンタン。日本へ帰国前は、「Nonノン」などのフランス語が出始めていたのですが、やっぱり周りの環境で、大きく変わるものですね。

また、子供は、使って欲しくない言葉こそ、早くに取得したりもして…

長女も、最初に覚えてきたのは、「辞めて〜‼︎」と言うフランス語。

ノンタンも長女の影響あって、上手く物事がいかない時は、「Nonノン」の他に、「チクショー」みたいなスラングを言っているから、ビックリ‼︎

「言うな」と言うと、言ってしまう「あまのじゃく」なので、上手く軌道修正しなくては…と、思っています。

そんな中、本当だったら、カチンっと来る言葉も、カワイイ間違い♡のお陰で、つい見逃してしまう言葉があります。

「ちょっと、どどいて〜‼︎」???

最初言われた時は、思わず笑ってしまいましたが、言われたみんなも、笑っていました。

「ちょっと、退いて〜‼︎」が正解なのですが、何処でどう勘違いしたのか、未だに「どどいて〜‼︎」と…

言われた方も、3歳の子に「退いて〜‼︎」と言われるよりは、「どどいて〜‼︎」で笑っちゃう方が、気分的にも良いので、「まだ暫くはこのままで良いかなぁ」なんて思ってます。

しっかり意味は伝わるけど、なんか悪くない間違った日本語…

これも、今の内だもんねww。

言われては、ちょっと喜んでいる今日この頃です。



2015年9月17日木曜日

カワイイ間違い♡3

パリからここに越して来て、この9月で早4年。

どちらかと言うと、「田舎はいいなぁ〜・・・」と思う私ですが、家族の中には一長一短と思う人もいるようで・・・

長女は、大の虫嫌い。虫ですかっ〜? 虫なんて普通にいるでしょう〜!と思ってしまいますが、「キャーッ キャーッ!!!!」ってうるさいのなんの。

こちらはエアコンも無いし、蚊もいないし、暑かったら窓を開ける事が多いので、夜なんかは、よく蛾などが入ってきます。

お姉ちゃんが怖がるからノンタンも怖がる・・・

車の中でも、怖くて泣いてしまったことがある長女。それを見て、心配のあまり泣いてしまったノンタン。

これは、結構、めんどくさいです・・・

この間は、お風呂場にいたから入れないと逃げてきて、私もなかなか捕まえられなく、女子二人は「キャーッ キャーッ!!!!」言いながら、廊下を行ったり来たり。

挙げ句の果てには、階段に追い込まれ、ノンタンが落ちそうになる始末・・・

たまたま、留守だった長男の部屋の近くに行ってくれたので、ドアを開けて閉じ込めるのに成功しました。

基本虫は、逃がすようにしているのですが、ゴキブリを見ると、反射的に履いているスリッパを脱ぐタイプの私なので、こんなのはへっちゃらなんです。
が、ネズミは怖い〜!!!!!

今、文字にして打ったのを見るのも、リアルな絵や写真も見るのも怖い!!!!!

それと同じ気持ちならしょうがない・・・と思ってあげたいのですが、やっぱりよくわかりません。

そのあと、無事にお風呂に入った二人。お風呂に貼ってあるアルファベットのポスターを見て、「ABCの歌」を歌うノンタン。

ず〜っと前からそうなんですが、どうしても最後のところが、「♪コンチュー カーミング シィング ウィズ ミー♪」になっちゃうんですよ〜。

「♪昆虫〜 カーミング♪」ww  誘ってどうすんの〜ww
「ウォンチュー」でしょう〜!

 本人は、全くわからず、大きな声で歌っていました〜。wwwwwww

みんなとお風呂に入っているつもりのノンタン。このネズミは私も許せる...


2015年9月14日月曜日

ダブル☆ハッピーバースデー♡

今日、9月14日は、ノンタンと私の誕生日でした〜。

あれから3年、本当に早いものです。

赤ちゃんがお家にやって来るというのは、どこでも同じでしょうが、なんか特別な感じがしますよね。

しかも、11年ぶりの高齢出産だったものですから、尚更そんな思いを抱きながら過ごした3年でした。

が、早いもので、もう赤ちゃんじゃない!

まだ、上二人に比べると、断然小ちゃいですが、ベビーカーに乗る事も無くなり、幼稚園のお迎いなどで、一緒に来ている赤ちゃんを見ると、「わぁ〜♡」と、あの頃が懐かしくなったりします。

子供の成長は、本当は喜ぶべきなのですが、小さい頃の写真を見ては、ポニョポニョの赤ちゃんの頃を、何とも言えない感じで懐かしみ、ずしんっと重くなったノンタンを抱っこしては、大きくなったなぁ〜と寂しい感も半分あったりするのでした・・・

去年の誕生日以来、ケーキのろうそくを消すのにハマってしまったノンタン。

ハーッピーバースデーの歌でも、「♪ハッピーバースデー ディア ノンタンとママ〜♪」
になるので、それが当たり前だと思って、たまに違う人をペアにして歌ったりしています。

今日からお兄ちゃんがお泊まりでいないため、一日早く家族揃ってケーキを食べたのですが、本番だと言うのに、どうしても「♪ノンタンとパパ〜♪」にしたい様で・・・

そして、ケーキに二人の名前が書いてあり、パパが「何て書いてあるの?」と聞いて、教えてもらうと、はじめて私の名前を知ったようです。ww

そんなものですよね。本に出て来る「お父さん/お母さん」というのも、「パパ/ママ」とは、違うものだと思っているようで・・・

こちらにいるから、よけいにしっくり来ないのかな?

今日は、幼稚園用にガトーショコラを焼いて持って行き、みんなに祝ってもらったようです。

もちろん、ろうそくも持って行きました。

帰って来ると、「♪ジョワイユ〜アニバーサリ〜♪」みたいな感じで、フランス語で歌って帰ってきました。子供は覚えるのが早いですね。

最近、朝になると「幼稚園、行く?」とか「幼稚園、行かない!」とか言ったりして、未だに揺れるおとめ座ノンタンのココロパイですが、少しずつ思い出を作って、慣れて行ってくれると良いなぁと願っている、同じく今日一つ歳をとってしまったママでした。







2015年9月11日金曜日

ジェネレーション☆ギャップ

今日は、ノンタンの幼稚園の学級懇談会がありました。

開始時間は、夕方6時から。子供を連れて来る事はNG。

これは、珍しい事ではありません。

ですから、半分くらいは、お父さんだったりします。

今回は、ノンタンをでこぼこ兄妹の上二人に預け、私も主人と一緒に出席しようと思っていたのですが、出かけるちょっと前に、お昼寝から起きてきたので、ご機嫌斜め・・・

今回は?主人一人で行きました。

帰ってきて、開口一番 「ジェネレーションギャップを感じるよ〜・・・」と。

「そりゃそーでしょ・・・」と心の中で思うも、耳を傾けてみると・・・

見るからに若い感じのご夫婦で、エルメスのベルトをビシッと決めてはいるのですが、遅れて入ってくるなり、「あれ?私たちの事待っていてくれなかったの〜?! 後一時間ぐらいはやるんでしょ〜?」と冗談を言ったそうで。

これは、若いも何もない、みんなシラ〜っとしてしまったそうですが、「若い人は、礼儀知らずだよね〜」みたいなことを語っていました。

そー言う事を語ること自体、歳を取った証拠なんてよく言いますが、そんな私もたま〜二思ってしまったり。

今、自分を振り返ってみると、「あの対応は若かったなぁ〜」なんて思ってしまう事も、しばしば。

ブランド物も、長男が生まれた直後はたくさん欲しくなったりして、一生懸命買っていました。ww

う〜んんん、アラフォーはよく聞くけど、アラフィフは・・・

でもきっと、アラサーが多いんだろうな。

私は今、どこにも所属しませんがww

来年の夏は、お兄ちゃんが通っていた日本の幼稚園が、制服諸々貸して下さるというので、体験入学する予定です。

13年ぶりに、また通える事になった幼稚園。先生方もみんな一緒で、私もうれしい!

ジェネレーションギャップと嘆く前に、みんなからたくさんのエキスをもらちゃって、これから先のノンタンのママ達とも、いい思い出が出来るように「がんばろう!」と思うのでした。

P.S 13年前の写真でも探そうとパソコン内を見たが、見つからない!
そう、その頃はまだフイルム。大好きだった生活発表会の映像も、思い出に買ったのだけど、ビデオ・・・こんなところからも、ジェネレーションギャップを感じちゃいました〜!

この園舎も今はありません・・・来年は新しいのをご紹介しま〜す!






2015年9月4日金曜日

涙のわけ・・・

幼稚園3日目。

どちらかと言うと緊張気味ではあったけど、泣かずに頑張れたノンタン。昨日の朝も、すんなりと行けたので、今日も大丈夫だろうと、お迎えに行くと・・・

あれぇ〜?泣いてる〜!

「ママ〜!ママ〜!」と言って泣いて出て来たのです。

お迎えの時は、セキュリティーの問題からか、先生に連れられてこられて、お母さん達は、門の外で待ちます。

いつもは、ベテランと見受けられる担任の先生が、連れて来てくれるのですが、昨日は違う先生と一緒でした。

なんで泣いているのか尋ねても、「う〜ん?最初はみんな泣くから・・・」と、よくわからない様子。

直接聞いて見ると、「もっと食べたかった〜〜〜〜〜!」とノンタン。

私:「???・・・何が?」
ノンタン:「バナナ、もっと食べたかったの〜〜〜〜!」

もしかして、給食の途中で出て来てしまったのか?

でも、1時過ぎで、他の子はみんなお昼寝タイム。たぶんそれは無いはず・・・
どうやら給食の時に思うように行かなかったみたいなのです。

1クラス28人。先生と補助の方もいますが、保育園の時より倍近くの人数ですし、まだはじまって3日目。泣いている子たくさんいるので、丁寧に見てもらうまでいかないのでしょう。

家についてからは、買ってあったバナナを見つけ、満足そうに食べていました。

もうすぐ3歳の子の言う事ですから、これが本当の理由だか分かりませんが・・・

そして、今日。さあ行きましょう!という時、「ノンタン、幼稚園行かない!」と言うのです。

「えぇ”〜!」ここへ来てまさかの登園拒否。なんで?バナナが食べれなかったから?

よくわからないけど、「ダメだよ!行かないもん!」と強気。

確かに嫌がっていますが、「すべり台する〜!」とも言っていて、揺れるおとめ座ノンタンの心・・・どうにか幼稚園に着き、抱っこをしてお教室まで。

もう泣いてはいませんが・・・中庭のすべり台を見て「ワァ〜♡」と喜んでいたのでホッと。



上着とリュックを掛ける時、そこに貼ってある自分の顔写真を見て、喜ぶノンタン。。初日に証明写真の機械で撮ったら、椅子の高さを調節している間に機嫌が悪くなり、大泣きし泣き顔に。自分でも気に入らなかったのか、次の日幼稚園の帰りに「また写真撮る〜!パパごめんね♡」と言って撮り直した普通の顔に、先生が貼り替えてくれていたのです。

撮り直しても、これ。ちっちゃい子にはむずかし〜い(≧∇≦)

そして、先生にごあいさつをしに行くと、ボンジュールとは言いませんが、ボディーランゲージで近寄り、ユニクロのオニュウのワンピースの裾を広げて、可愛いと言ってもらおうとアピールしはじめたのです。

私も思わずクスクス。

ちゃ〜んと、「可愛いね♡」と言ってもらっていました。

ユニクロのワンピースでピースww

やっぱり、言葉が違うから不安もあるんでしょうね。それなのに、必死に自分を売り込もうとするノンタンの前向きさに感動しました。ww 偉いね♡

お迎えに行った時はニコニコ笑顔で走ってきましたが、担任の先生が、「今日はたくさん泣いたので、抱っこしてた」と・・・

意外と初日は緊張していて、そう言う事もあるとの事。「良くあるので、少しずつ、心配ないで」と言ってもらいました。

涙のわけは、バナナだけじゃなかったような?複雑なおとめ座ノンタンのココロパイ。

少しずつ頑張ろうね♡ 

初登園の前日に、たまたま行ったお店で、ぎりぎり買ったリュック




2015年9月3日木曜日

もしかして天才?

「行かない!行かない!」を連発している長男を、昨日は寄宿舎生活を終え、お迎えに行く日でした。

普段でしたら、その脚でピアノを習いに行くのですが、昨日はレッスンが無く、長女だけがフランス語があったので、幼稚園を終えたノンタンと長男は主人が、長女には、私が同行しました。

先週長男の学校に行った際に、もう一人の担当者、エリックから声をかけられ、「シュウトは、楽譜を読める?」と聞かれました。

「いいえ、読めないけど、音符を色で理解する事は出来る」と答えました。

このブログを書きはじめた頃に、「ピアノセラピー」と題した記事でもご紹介しましたが、画を描く事によって、色も大好きな彼にとっては、ぴったりの覚え方です。

エリックも理解していた音名の色、万国共通?

今学期からピアノをやって行きたいからというので、レッスンで使っているテキストを参考に見せると約束しました。

そして昨日、迎えに行った主人に持って行ってもらい、色々話をしたところ、「シュウトの画は、何か楽譜のようなものを表しているんじゃないか?!」と思うと、言ったらしいのです。

「えっ!ってことは、絵を描きながら作曲してるってこと〜!!!」。

私も主人も、楽譜から音楽を読み取れないので、今までそんな風に思った事はありませんし、それを隣で聞いていたもう一人の担当者ジェロームも、「ポカ〜ン?」と聞いていたようです。説明されて行くうちに、なんだか「うんうん・・・」と思えるようになって来たのですが、エリック云く、シュウトが描いているカラフルな色は、音名を表していて、「そ」だか「ろ」の字が、楽譜で表す「4分休符」に見えるというのです。さらに数字も、その時によって意味は異なりますが、楽譜にも出て来ます。

エリックは、ちょっと研究したいから、貸してくれないか?と言うので、預ける事にしたそうです。

ジェロームを「動」としたら、エリックは「静」な感じ。

いつも客観的に冷静に、シュウトの事を見てくれて、新しい発見をしてくれる彼です。

そして、流石フランス!何でもイマジネーションを大事にする感性。

さて、エリックの感は思わぬ才能を見破る事が出来るのか?!

どっちに転んでも、小さな事も大切に、感じてあげる想像力に感謝したいと思いました。

この中に、名曲は隠れているのか?






2015年9月1日火曜日

はじめての幼稚園

今日から、ノンタンは幼稚園です。

どうにか、トイレで用を足してくれるようになり、ちょっと一安心でしたが、はじめての場所というのは、大人でも緊張するものですから、ドキドキ感も交え、主人と3人で行きました。

主人も、ノンタンのはじめての幼稚園が、気になっていたのと、私の対応に不安だったのか、前日にオーストリアから1300㎞の距離を、一人で運転して帰って来ました。

無事に着いてくれて、めでたく幼稚園へ。

歩いて10分くらいの所ですが、お天気も悪く、時間に余裕も無かったので、、車で行くことに。

すると、保育園のとき同様、車がいっぱい!みんな当たり前のように路駐しています。

私たちも、ちょっとは慣れた場所に車を止め、歩いて行きました。



門の外には張り紙がしてあり、ノンタンはプチセクションのアプリコットクラス。



我が家の隣の奥さんに会い、ノンタンと同い年の息子ちゃんと同じクラスで、一番奥の教室だという事。

入口には、何名かの先生達が出迎えていてくれ、「ボンジュール!ボンジュール!」と。

中庭を通って、一番奥の教室にたどり着きました。

名前の貼ってある洋服掛けに、リュックと上着を掛け、そこに付いていた名札を首から下げます。

アナ雪ブームはどこもいっしょ。下にはミニオンも。


教室の入口は、父兄と子供達でいっぱい!抱っこされていて泣いている子、机に座っている子供の横で、何やら必死に説得している親などなどで、なかなか奥まで進めません。

ちょっとずつ奥へ奥へ脚を伸ばして行くと、机にはたくさんのおもちゃが用意され、ノンタンは日本の児童館を思い出したようでした。

早速、大きなドールハウスを見つけ、遊び始めようにもお人形さんが居ない・・・

椅子の脚にテニスボール、アイデアですね♡

キョロキョロ見回し、車を見つけ、そちらに乗り替えて遊んでいました。

とにかく、泣き叫ぶ子、なだめる先生と親でごった返し、どうしたらいいのか私たちも、オロオロ。



我が子が別れ際に「ギャーーーーーーーーー!」と叫ぶと、泣きそうになっているママもいました。

隣のクラスでは、見かねてドアを閉め、またもや「ギャーーーーーーーーーーっ!」ともの凄い叫び声。

一瞬、ここはどこか?と思ってしまいましたが、先生達は至って冷静。

毎年こんな感じなのでしょう。そのうち切りがないからと、少しずつ父兄を見送るようになり、だんだん静かになっていきました。

当のノンタンは、泣いている子を心配そうに見つめるも、目の前にあるおママゴトをし、やかんでお茶を注いでいましたww。

今回は、2年間の保育園が功を奏したと言えそうでしたが、幼稚園が壊れるくらい泣いた長女の事を思うと、泣いてしまっている子の親の気持ちが、痛いほど分かります。

別れ際には、こちらも後ろを振り向かないで、グッとこらえて退室しなければなりません。

中には、紙にパパとママとその女の子の絵を描いて、いつも一緒だよみたいな事を言っている、家族がいました。

 日本も同じだとは思いますが、共働きの家庭が多いフランスは、こうして家族で成長して行くんでしょうね。

そしてお迎えの時間、給食後までの午前保育なので、一時にまた二人で迎えに行くと、先生に手を引かれ出て来たのですが、私たちの顔を見るなり、今度は先生をリードしてニコニコ走って来ました。

今日の様子を聞くと、泣いていた子が多かったからか、「全然泣かないでいい子でしたよ。」と。本人も、あれしたの。これしたの。と楽しかった報告をしてくれたのですが・・・

家に帰って来てリュックを開けて見ると・・・・

「運」のついたパンツを、おみやげに持って帰ってきました〜!

あ”〜っ!やってしまったか、しかもいきなり「運」とは・・・

昨日出てないから心配してたんだけど、まぁ、初日に「運」が付き、縁起を担いだと思わずにはいられないのでした。